赤ちゃんに哺乳瓶でミルクをあげようとされる理由は
色々あると思います。
- 母乳が思うように出ないため
- 保育園・託児所に預けるため
- お母さん以外の人に一日任せるため
新しい哺乳瓶と粉ミルクを買ってきて用意万端。
人肌にも温めたし、さあゴクゴク飲んで!
・・・という期待も虚しく、赤ちゃんは嫌がって大泣き・・・
よく聞く話ですが、私の娘も全く同じでした。
赤ちゃんが哺乳瓶での授乳を嫌がる理由とは?
大きく分けて以下の3つ(正確には2つ?)ではないでしょうか。
とにかく「何か」が嫌なのだと思われます。
その「何か」が分かり、対処法も分かれば哺乳瓶でもミルクを
飲んでくれることでしょう。
- 哺乳瓶(の乳首)が嫌い!
- ミルク(味・温度)が嫌い!
- とにかくどちらも嫌い!
哺乳瓶に問題がある場合
哺乳瓶の乳首部分のゴムの味や匂いが嫌いだったり、
乳首の大きさが合わなかったり、赤ちゃんの吸う力が弱く
ミルクがなかなか出てこなくて気に入らない・・・。
などなど、考えられる原因はたくさんあります。
赤ちゃんが初めての哺乳瓶を気に入って、すぐに飲んでくれたら
全然問題はないのですが、なかなかそうもいかないようです。
まずは哺乳瓶をひとつ買ってから練習しましょう。
私は1回30分くらいが限界でしたが、とにかく泣いて泣いて
大変でした。
ちょうど夏場だったので、窓を開けていると泣き声が
近所に丸聞こえで・・・幼児虐○と間違われては大変と思いまして、
窓を閉め切って練習しました。
1回30分で1日2~3回を1週間程度続けてみて、どうにもこうにも
駄目なようでしたら哺乳瓶を買い換えてみましょう。
メーカーが異なるとゴムの乳首も合わないことがあります。
哺乳瓶のメーカー
- ピジョン 「母乳実感」シリーズ
- コンビ 「テテオ」シリーズ
- チュチュベビー
- ビーンスターク
- ヌーク
- ドクターベッタ
他にもありますが、定番なのは上の方3つくらいだと思います。
ベビーザラス、アカチャンホンポや西松屋でしたら必ず見つかります。
ミルクに問題がある場合
哺乳瓶よりも、中に入っているミルクが嫌い!
という赤ちゃんもいます。
試しにお母さんの母乳を搾乳して哺乳瓶に入れたら
普通に飲んでくれた、という声も聞かれます。
哺乳瓶のメーカーと同様にミルクのメーカーもたくさんあります。
可能な限り母乳に近付けた成分になっていたり、飲みやすさを
追求していたりと各社それぞれに特徴があります。
それもあってか、味も少しずつ違っており赤ちゃんの好みも
左右するようです。
- 明治「ほほえみ」
- 和光堂「はいはい」
- 森永「E赤ちゃん」
- 雪印「ぴゅあ」
- アイクレオ「バランスミルク」
注意点としましては、ミルクを缶で買った場合に開封してしまうと
だいたい消費期限が2ヶ月くらいしかありません。
私も一度これで失敗しました。
最初から大きな缶を2缶も買って、そのうちの1缶を開けて
練習を始めたものの、飲んでくれないものですから全然減りません。
最初の挑戦を途中で挫折したのもあり、程なく消費期限を迎えそうに
なったため、私もカミさんも自己消費に走りました。
と言いましてもミルクとしてはとても飲めませんでした。
コーヒーなどのミルク代わりに入れても美味しくありません・・・。
意外にいけたのはホワイトシチューや、グラタンのホワイトソースに
使用する方法でした。量もそこそこ消費できましたので、
余った粉ミルクの使い方としてはおすすめです。
最初は使い切りの「スティックタイプ」「キューブタイプ」で
様子を見る方が良いでしょう。
また、基本的なことですがミルクを人肌(だいたい35度くらい)に
温めることも重要です。夏場ではそうそうに温度は下がりませんが、
冬場だと哺乳瓶の練習中にミルクを「温めなおす」ことも必要になります。
そして、ゴムの乳首部分も冷たくなっていると嫌がる原因になります。
少々面倒ですが、清潔なおしぼりなどを少し熱めのお湯に浸しておき、
練習の合間合間に乳首部分を温めておくと良いです。
赤ちゃんを抱っこしつつ色々するのは大変なので、パートナーと
協力しながら頑張りましょう。
哺乳瓶もミルクもとにかく嫌な場合
生まれてから今日までずっとお母さんの母乳だったのが、
ある日突然もらえなくなって、替わりに変な入れ物に入った
液体を口の中に入れられ飲まされる・・・。
赤ちゃんはこの急な変化にびっくりして戸惑います。
嫌がって泣き、暴れるのも当然の行動です。
いくら哺乳瓶とミルクを工夫して、よく似せたとしても
やはり違うものだと赤ちゃんには分かるのでしょう。