赤ちゃんがいびきをかいた時!原因と対処法はコレです!!


可愛い可愛い赤ちゃんとの添い寝・・・。
気持ち良さそうにすやすやと眠るその顔は、まさに天使の寝顔!

そんな時、どこからともなく聞こえてくる「いびき」の音・・・。
赤ちゃんの向こうで寝ているお父さんかな?

でも、よくよく耳を澄ませてみるとどうやら赤ちゃんから
聞こえてくるではありませんか!?

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なぜ赤ちゃんでもいびきをかくのか?

実は、いびきをかくのはお父さんだけの専売特許ではないのです。
新生児から10歳くらいになるまで、赤ちゃんでもいびきをかくことが
あります。

一般的にいびきは寝ている間に、下あごの筋肉が緩んで下がり
 「舌が気道を狭める」ために起こります。
この原理は大人でも赤ちゃんでも同じで、統計によると
乳児の10人に1人は何らかの原因でいびきをかくといわれています。

鼻詰まりによるいびきの場合

大人でも同じことが言えますが、風邪をひいたり犬や猫など
ペットの毛やハウスダスト、ノミやダニによるアレルギーでも
鼻水が出てきます。

赤ちゃんの鼻の穴はとても狭く、ちょっとした鼻水でもすぐに
詰まってしまいます。
そして、赤ちゃんは自分で鼻をかむことが出来ません。
寝ている間に鼻が詰まっていびきをかくこともよくあります。

今一度、赤ちゃんを取り巻く環境に問題がないか
見直しましょう。

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何らかの病気が原因の場合もある?

赤ちゃんのいびきには下記のような原因もあり、場合によっては
手術が必要になることもあります。

アデノイド肥大

これは喉の奥の方にある「咽頭扁桃(いんとうへんとう)」という
リンパ組織が大きくなり過ぎることをいいます。
通常5歳ぐらいで最大になり、それから10歳くらいまでには
適切な大きさに戻るとされています。
しかし、中にはその大きさのために鼻呼吸がうまく出来ず、
いびきの原因になることがあります。

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)

「舌小帯」というのは、舌とその下とを繋ぐ縦の膜のような部分です。
そこが名前のとおり短かったり、ほとんど無いために舌が思うように
動かせないことがあります。
そして、いびきをかく他に発声・発音にも影響が出ることがあり、
成長してもうまく喋れない例も報告されています。
重度な場合には手術で治療する事ができます。

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正常な呼吸かどうかの見極め方法

赤ちゃんが時折苦しそうにいびきをかいていたり、
鼻詰まりでちゃんと呼吸が出来ているか心配なときに
確かめる方法を紹介します。

まず、いびきをかいている赤ちゃんを横向きに寝かせます。
そして赤ちゃんの「喉仏(のどぼとけ)」辺りに注目します。
呼吸のたびに「喉に凹み」が見られなければ大丈夫です。
とりあえず呼吸は出来ています。

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注意するべきは、ここで「喉に凹み」が出来る場合には
至急、耳鼻咽喉科で医師の診察を受けて下さい!
ちゃんと呼吸ができておらず、体内に必要な酸素が
取り込めていない可能性があります。

いびきを侮るなかれ?

たかが「いびき」・・・
されど「いびき」・・・

大人になってもいびきは何か身体の異変のシグナルだと
いわれています。
そして、あなたの大事な赤ちゃんにとっては尚更です。

寝ている赤ちゃんがいびきをかくことがあれば、念のため
小児科、耳鼻咽喉科での受診をおすすめします。

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