日本国内においての公営ギャンブルといえば
パチンコ、パチスロの他に競輪、競馬、競艇(ボートレース)
などの競争モノがまず頭に浮かびます。
あと、ギャンブルではありませんが性質的に似ている
宝くじ、ロトなどの各種くじの類。
このようなギャンブルの中で勝ちやすい!
と胸を張って言い切れるものはどれでしょうか?
それは私はパチスロであると考えます。
もちろん人によっては
競馬の方が得意だ!
宝くじなら過去何回も当てている!
という方もおられるでしょう。
自分なりの必勝法をお持ちの方もおられるでしょう。
パチスロなんて勝てないよ!
とお考えの貴方、どうか一読お願い致します。
ちなみに攻略法や必勝法の類では一切ありませんので
ご安心下さい。
パチスロが他のギャンブルと違う点は?
その問いに簡単に答えるとすれば、
『設定』があるからです。
競輪も競馬も競艇も、勝つにはどうしたら良いでしょうか?
当然のことながら
勝つ選手、馬、舟(ボート)を事前に当てることです。
その日の調子や天候、場所によって得手不得手があり
勝つ対象をある程度予測はできます。
しかし、100%ではありません。
あるか無いかは分かりませんが
八百長でもない限り、基本的にレース前から1着2着が
決まっていません。
宝くじも同様で、当たるくじを買わなくてはなりません。
過去のデータを蓄積して法則性を見出し
次の当たりくじを予想するという「機器」が
通販などであるにはあります。
これまでに宝くじをよく当てる人の経験則もあるとは思いますが
こちらも基本的に買ってから発表されるまで
当たりくじは分かりません。
ギャンブルとは勝負前に勝敗が完全には分かりません。
だから「博打(ばくち)」なのです。
しかし、パチスロは少し違います。
パチスロの「設定」とは何か?
上の項目でも書きましたがパチンコに無くて
パチスロにあるものの一つに「設定」があります。
現在では基本的に1から6の6段階あります。
これは数年前には4段階の機種もありました。
各設定にはそれぞれ「機械割」というものが
決められています。
これはお客さんが「入れたコイン」に対して
どれだけ「払い出すか」を定めたものです。
例えば
100枚のコインを入れて100枚払い出されるとします。
これが機械割100%です。
そして、90枚しか戻って来ないとすると機械割90%です。
(=低設定であり客側が負ける)
110枚戻って来るとしたら機械割は110%になります。
(=高設定であり客側が勝つ)
客側から見て
最も負けやすいのが設定1
最も勝ちやすいのが設定6
反対に店側からは
最も儲かるのが設定1
最も儲からないのが設定6
となります。
ただ、注意するべきは1日2日打っただけでは
設定1が確実に負けるとも限りません。
設定6なら絶対に勝てるわけではありません。
勝負事ですのでたまたま勝った(負けた)という事もあります。
この各設定の機械割はパチスロ機のメーカーが
数万日単位という途方も無いスパンでの
「平均」で出されています。
当然ながらメーカーの社員が数万日も打って確かめてから
店に設置されるわけではなく、コンピューターによる
シミュレーションの値になります。
しかし、確実に言えるのは
設定1を長く打ち続けたらまず「負け」ます。
設定6を長く打ち続けたらまず「勝つ」でしょう。
設定とはそのように作られているからです。
打てば打つほど「勝ち負けのブレ」は減り
設定の通りの数値に収束します。
つまりパチスロは
客側が「勝ちやすい台」が
あらかじめ決められているのです。
そしてそれは1台だけとは限りません。
(ただ逆に1台も無い日もあります)
これが他のギャンブルと違う点です。
高設定台に巡り合うには?
店の立場として、利益を上げるためには
店内の全てのスロット台を「設定1」にしたいのです。
しかし、毎日毎日そんなことをしていたら
お客さんから「ここは勝てないホールだ、やめとこう」と
見放されてしまいます。
優良店なら「時々は」お客さんを勝たせてくれます。
日によっては高設定を数台入れて、客側にお金を還元します。
その「時々」がいつなのかといいますと
各種「イベント日」だったりします。
もちろん、ここでいうイベント日は信頼のおける日でなくては
なりません。
店側もそう簡単には客側を勝たせません。
イベントで使った(客に還元した)お金は
別の日(通常営業日)にしっかり確実に回収します。
「高設定台に座る」という条件はあるものの
機械割によって座り続ければ間違いなく勝てるという点で
パチスロは他のギャンブルよりも勝ちやすい
と言えるのです。
そうは言うけどホントに勝てるの?
これは実際の数字で説明した方が分かりやすく
また、説得力もあると思います。
特に人様に見せるつもりは無かったのですが
最低限の収支記録が残っていたのでまとめました。
私がこの3年間で実践した「イベント狙い打法」について
説明いたします。
私の行きつけのホールでは毎月6の付く日(6日と26日)に
イベントをやっていました。
なぜ過去形なのかというと2年前にイベントなど
打ち手の射幸心を煽る営業が禁止されました。
しかしながらいわゆる「旧イベント日」として店と客とで
暗黙の了解で隠れて残っています。
あからさまなイベント告知は禁止になっても
やる気のある優良店では何かしらの形で
「還元日」を設けてあります。
加えて月に一回、第1木曜日に行われる新台入替が
狙い目となっています。
ホールによっては入替初日よりも2日目
3日目が出るという所もあるでしょう。
そして、私のこの3年間における毎月「6日」「26日」「入替日」の
稼動成績は以下の通りとなっています。
基本的に毎月欠かさず通いましたが
法事や抜けられない仕事が被ってしまい
数日は稼動できていない日があります。
- 毎月6日
35戦 19勝 16敗 収支プラス152,000円 勝率54.3% - 毎月26日
34戦 21勝 13敗 収支プラス136,500円 勝率61.8% - 毎月入替初日
33戦 18勝 15敗 収支プラス171,000円 勝率54.5%
トントンの日(プラマイゼロ)は負けにカウントしています。
それでもイベント日の勝率は50%以上をキープできました。
ちなみに通常営業日に打ちに行ってしまった結果はこちらです。
3年間のうちの最初の1年は特に何も考えず
打ちに行っていました。
- 通常営業日
83戦 24勝 59敗 収支マイナス265,500円 勝率29.0%
この通り通常日は相当負けています。
数字で表すとその差(約2倍)は歴然としています。
とにかく通常日にパチスロに行くことは
トータル的に見て負けを意味します。
これも収支を付けていなかったら曖昧な記憶しか残らず
勝ちへの執着や努力が出来なかったことでしょう。
勝つためには当然の事ながらきっちり収支をつけて
できれば数年は残しましょう。
パチスロを続ける上で必ず貴方の勝利に貢献します。