ご出産を控えた妊婦さんの方々、毎日お疲れ様です。
もしかしてこんな状況ではないでしょうか?
- 予定日が2日も過ぎているのに全然陣痛が来ない
- 健診でも「まだ下りてきてない」と言われた
- 親戚、友人から「まだか?まだか?」と騒がれる
今日はそんな貴女に少しでも安心して貰うために
関連情報を徹底的に調べてきました!
慌てなくても大丈夫なの?
まず、これまで定期的に産婦人科へ健診に通っていて
貴女(母体)とお腹の赤ちゃん(胎児)に特に問題がなければ
2日位では慌てることはほぼ無いです。
という説明をする前に少し用語の解説を致します。
妊婦さんでしたら普段から何気なく聞いていると思いますが
おさらいの意味も込めてご確認ください。
- 臨月(りんげつ)・・・在胎週数36週0日から39週6日まで
- 早産(そうざん)・・・37週0日未満での出産
- (分娩)予定日・・・在胎40週0日のこと
- 正産期(せいさんき)・・・在胎週数37週0日から41週6日まで
- 過期産(かきさん)・・・42週を過ぎての出産
赤ちゃんが「正産期(せいさんき)」に生まれる事を
「正期産(せいきさん)」といいます。
「産」と「期」の字がひっくり返るだけなので混同しがちです。
つまり在胎37週0日から41週6日までの合計35日の間であれば
どの日に生まれても時期的には正常な出産ということになります。
予定日である40週0日から2日遅れているということは
貴女は今日で40週2日になります。
正産期は41週6日までなので
あと11日も余裕があるという計算になります。
どうかご安心ください。
他にも色々と心配事がある?
出産日が多少遅れるのは大丈夫と言われても
やはり色々と心配なことがあると思います。
下によく聞く質問事項をまとめてみました。
すぐに帝王切開や促進剤を打たれるの?
これはその病院や先生の方針や妊婦さん本人、お腹の赤ちゃんの
具合によります。
一般的に少し予定日を過ぎているからといってすぐに「切りましょう」とか
「打ちましょう」にはなりません。
かかりつけの先生から説明があると思いますが
どうしても自然分娩が良いなら、その旨も言っておきましょう。
帝王切開の利点として「出産日が100%決まる」という点が挙げられます。
逆に欠点は自然分娩と比べて入院期間が長くなります。
(貴女の体調にもよりますが基本的にだいたいプラス2~3日)
赤ちゃんが大きくなり過ぎない?
それは確かにあります。
臨月に入ってからのお腹の赤ちゃんの体重増加は意外とあります。
昔は「大きく産んで大きく育てよう」などと言われていた時代もありました。
ただ、今は「小さく産んで大きく育てよう」という傾向にあります。
ちなみに私は3,900gで帝王切開でした。
母に聞くと「大きくなり過ぎて、いくらいきんでも出てこなかった」そうです。
胎盤の機能が弱まるのでは?
一般的に言われているのは42週を過ぎる頃だそうです。
上にも書きました正産期の間でしたら通常は心配ありません。
これまでの健診で特に先生から何も言われてなければ大丈夫でしょう。
予定日が遅れていたとしても赤ちゃんにとってママのお腹の中は
まだ居心地が良いのです。
そのうち気が向いて、出てきたくなったらちゃんと出てきてくれます。
ただ、多くの妊婦さんの話によれば
「お願いだから早く出てきて~」
というご意見が多数でした。
出産を待つ間にする事は?
さて、予定日を過ぎても陣痛が来ないと確かに不安です。
そんな貴女にできるおススメの運動を紹介します。
- 階段の上り下り
- 家具の移動
- とにかく散歩(1回30分程度)
- 雑巾がけ
外での散歩ですが、車や自転車があまり通らない道を選んで
暗くならないうちに済ませましょう。
当然ですがかかとの低い靴で、転ばないように気をつけて。
俗説ですが「トイレ掃除」も良いと言われています。
要はしゃがんだりすることで股関節の運動になります。
それから予定日が過ぎているというだけで
周り(家族や親戚)が必要以上に騒いだりします。
「まだか、まだか?」
「そろそろ産まれたか?」
「お腹切るのか?」
などなど、一番不安で心配なのは出産される貴女自身なのです。
旦那さんを含め、周りの方々も気を遣ってそっとしておいて欲しいものです。
周りの声はあまり気にしないようにしましょう。
また、気分転換として(余裕があればですが)
映画を観たり好きな音楽を聴いたりも良いでしょう。
過食にならない程度に、美味しいお菓子でも食べてリラックスして待ちましょう。