ある日のこと
妻「もしかして、(赤ちゃん)できたかも・・・」
貴方「!!!???」
お二人にとって待望の妊娠、おめでとうございます!
さて、嬉しさと同時に様々な試練が夫である貴方に訪れます。
中には理不尽、無理難題とも思われるような出来事も
たくさんあるでしょう。
決して脅かすわけではありませんが、妻は妊娠中のことを
とてもよく覚えているものです。
嬉しかったことも、腹が立ったことも含めて
あの時、こんなことしてくれたよね?
または、こんなことしてくれなかったよね?
という話を、まさに一生言われ続けることもあります。
それほど重要な分岐点に貴方は立っていると言えます。
私の一人目の子供の時の失敗談、成功談を交えて
今日は徹底的に調べてきました。
新しく「お父さん」になられる方々のお役に立てれば幸いです。
妊娠初期の奥さんの状態とは?
まずは奥さんの今の状態を正しく理解しましょう。
数日間の「前兆」のような期間がある人もいれば
急にやってくる場合もあります。
- とにかく身体がだるくて横になりたい
- 絶えず吐き気、眩暈(めまい)に襲われる
- 薬が飲めない(風邪薬なども)
- お酒が飲めない(飲酒されている方)
- タバコが吸えない(喫煙されている方)
- 色んな不安で頭がいっぱい
- ちょっとしたことでイライラする
- 匂いにとても敏感になる
- 頭痛や腹痛がひどくなる
上記が一般的に悪阻(つわり)と呼ばれています。
私たち男性には、おそらく一生経験することのない苦しみです。
例えるならば
- お酒を飲んだ翌朝の二日酔い
- 車や船などの乗り物酔い
- 遊園地の乗り物「バイキング」
といったところでしょうか。
しかし、どんなひどい二日酔いでも3日目には治るでしょう。
船や車も降りればとりあえず気分は良くなります。
遊園地のバイキングもせいぜい数分間のはずです。
それが24時間、最長で出産まで(約9ヶ月間)続くと考えてみてください。
そんな状態ではとても料理、掃除、洗濯などの家事はできません。
想像しただけでゾッとします。
奥さんのためにできることは?
つわりで苦しんでいる奥さんのために
夫である貴方にしかできない事がたくさんあります。
最低限してあげたいことに加えて
これをすれば間違いなく喜ばれることもまとめてみました。
- 妻とお腹の赤ちゃんのことを常に気にかける
- 出先からも小まめなメールや連絡
- 優しい言葉をかける
- 仕事から早く帰ってくる
- 率先して家事をする
- 妻の体のマッサージをする
- 重い物を代わりに持ってあげる
- 高い所の物を取ってあげる
- 健診に付き添う(最初のうちは2週間に1回程度あります)
- 妻にストレスを極力感じさせない
- 寛容で広い心を持つ
身体(特に腹部)への衝撃や転倒は絶対に避けなくてはなりません。
奥さんが無理をしなくてもいいように、力仕事などは
進んで引き受けましょう。
それから、気持ち悪さのために食べ物が喉を通らなくなり
ひどい場合には飲み物すら無理な人もいます。
その状態が続くと病院で点滴してもらうことになります。
何かしら少しでも口にする事ができるならまだ良い方です。
食べられるものをとにかく食べさせてあげることが重要です。
また、中には飲食物の好みが劇的に変わる人もいます。
これまで大好物だったものが「見るのも嫌」になったり
逆に苦手だったものが意外と食べられるようになったりします。