育児に奮闘中のママの皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
赤ちゃんの首や腰も据わり、だんだん大きくなってきてきた頃かと思われます。
パパやママと一緒に出掛けられる場所も増えてきて、「次はどこに行こう?」といった会話がなされているのではないでしょうか。
今日はそんな中で、そろそろ動物園に行きたいけど大丈夫かな?と思われた方のために色々と調査してきました!
- 赤ちゃんに動物園はいつ頃から?
- アレルギーなどは大丈夫?
- 動物園での注意点は?
- 持って行くと便利な物は?
などなど、私の集めた情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
赤ちゃんに動物園はいつ頃から?
これは特に動物園だから○歳まではダメ!という決まりがあるわけではありません。
買い物や公園など、他のお出掛けと同じようにいくつかの注意点さえ気を付ければ何歳(何ヶ月)からでも大丈夫です。
ただ、赤ちゃん本人にとって「動物」というものが多少なりとも分かるようになってからの方が断然楽しいと思われます。
しかも動物園に行けば普段から身近にいる犬(わんわん)や猫(にゃーにゃー)と違い、象やライオンといった大型の動物を実際に見ることができます。
参考ですが私の娘は1歳4ヶ月で初めて連れて行きました。
理由としてはよちよち歩けるようになったのと、テレビや絵本で何となく動物が分かってきたような?気がしたからです。
例えば生後半年などでは動いているものは目で追えても、おそらくそれが何なのか分からないでしょう。
記憶にもまず残らないと思いますので、おススメとしては1歳過ぎてからが良いのではないかと考えています。
赤ちゃんのアレルギーは大丈夫?
日常生活において、犬や猫の毛などで赤ちゃんにアレルギーが出る場合があります。
アトピー性皮膚炎だったり小児喘息など、あまりに重度の場合には動物園は控えた方が良いかもしれません。
園内の空気には当然ながら動物の毛や、目に見えないくらいの細かなチリになった老廃物などが含まれています。
また、動物園によっては「ふれあいコーナー」のように、おとなしいウサギやヤギに触ることのできるスペースがあります。
可愛いので一緒に写真を撮ったりしたい気持ちも分かりますが、直接触らせると赤ちゃんにアレルギーが出ることも考えられます。
それから動物の唾液(だえき)もアレルゲンになる場合がありますので、「餌やり体験」などは様子を見ながらにした方が良いでしょう。
赤ちゃんの肌は私たち成人よりまだまだ弱く、デリケートなものです。
動物園で注意することは?
やはり赤ちゃんに関することが最優先となります。
重要度の高いものから具体的に挙げると
- 季節による暑さ(寒さ)対策
- 日程や滞在時間
- 持っていく物
といったところでしょうか。
水族館と違い、動物園は基本的に屋外施設が多いです。
そのため真冬や真夏は赤ちゃんも大変ですが、私たち親も色々と対策を考えなくてはなりません。
冬場は身体の冷えや感染症、夏場は熱中症や日焼けに対する備えが必要になりますので行くなら春か秋がおススメです。
それからベビーカーにしても抱っこ紐にしても、長時間になると赤ちゃんにも疲れが出ます。
お昼を挟んで3~4時間程度か、午後から夕方などが良いでしょう。
混雑を避けるなら土日祝日を外し、平日に行くのが無難と思われます。
また、最低限必要だったりあると便利なものとしては
- ベビーカーかバギー
- 抱っこ紐(エルゴなど)
- オムツ数枚と着替え(上下)
- 1枚上に羽織れるもの(パーカーなど)
- 帽子や靴下
- 母乳の子は授乳ケープ(ポンチョ)
- ミルクの子は哺乳瓶セット
- お尻ふきやウェットティッシュ
- アルコールのジェルボトル
などが考えられます。
アルコールジェルは赤ちゃん用ではなく私たち大人用で、動物を触った後の手やベンチなどを拭くのに便利です。
すでにお持ちの方も多いとは思いますが、両手が自由に使えるために抱っこ紐もおススメです。
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ぐずっている子供を抱っこ(おんぶ)しながら家事ができるので、私は家の中でも重宝しています。
授乳室やオムツ替えコーナーはあるの?
動物園に限りませんが、赤ちゃんを連れて外出する際に気になるのはこの点ではないでしょうか。
参考までに日本三大動物園ともいわれる以下の動物園について、園内備え付けの施設を調べてみました。
東京の上野動物園は?
日本で最初の動物園でもあり、パンダも見られます。
- 授乳スペース・・・3ヶ所
(授乳用チェア・ミルク用のお湯・ベビーベッドあり) - オムツ交換可能トイレ・・・あり
(ほとんどのトイレが可能) - 子供用トイレ・・・1ヶ所
- ベビーカーの貸出・・・あり
(1日300円)
ミルク用のお湯が用意されているのは結構助かります。
ない場合には魔法瓶が必要になりますので、ひとつ荷物が増えてしまいます。
名古屋の東山動物園は?
大人500円、幼児だけでなく小中学生まで無料という料金体系も魅力です。
- 授乳スペース・・・10ヶ所
(場所によりミルク用のお湯あり) - オムツ交換可能トイレ・・・約30ヶ所
(男性トイレ側にも結構多い) - 子供用トイレ・・・1ヶ所
- ベビーカーの貸出・・・あり(1日300円)
東山動物園は他の動物園に比べ、乳幼児向けのサービスがかなり充実しています。
小さな子供連れにはとてもありがたいです。
大阪の天王寺動物園は?
2015年(平成27年)で開園100周年を迎えました。
- 授乳スペース・・・1ヶ所
- オムツ交換可能トイレ・・・6ヶ所
- 子供用トイレ・・・1ヶ所
- ベビーカーの貸出・・・あり(1日300円)
授乳スペースが1ヶ所しかないのが難点ですが、空いていることを祈りましょう。
ちなみにどの動物園も週末や連休、夏休み期間中などは混雑する可能性があります。
授乳室やオムツ替えトイレがあったとしても、満員ですぐには使えないことも考えられます。
上記以外で行かれる予定の動物園が決まったら、事前にホームページや電話で確認しておくと良いでしょう。
上にも書きましたが、できれば平日にゆったり見て回るのがベストかと思います。
まとめと私の体験談
余談になりますが、「1歳前後に赤ちゃんを動物園に連れて行くと免疫力が高まるらしい?」という噂があります。
耳にされたこともあるかもしれませんが、ドイツの方で酪農家の子供とそうでない家庭の子供では、酪農家の子供の方が免疫力が高いという統計が出たそうです。
2008年の11月に放映されたNHKスペシャルによれば、動物の糞などに含まれるエンドトキシンという物質に、身体の免疫力を高めるはたらきがあるというものです。
そして、どうもその頃から「酪農家=身近に動物=動物園」と解釈が広がっていったものと推測されます。
しかしながら小児科の先生によると、「それはあくまで酪農家という家庭において常に牛や馬などの家畜と生活を共にしているからであって、1回や2回程度動物園に行くだけで免疫力が高まるとは考えられにくい」とのことです。
上記の事例は外国での検証結果であることと、先生のお話ももっともだと思いますので「免疫力が高まれば儲けもの」くらいに考えておきましょう。
赤ちゃんにとっても楽しい動物園でありますように!