一度出来てしまうと舌で触ったり、食べ物が当たるだけでも激痛が・・・。
平たく言えば口内炎なのですが
なぜ出来るのか実ははっきりと解明されていないのです。
今日は私と同じ悩みを持つ貴方のためにも
この痛い痛い口内炎について徹底的に調べてきました。
一般的な口内炎とは?
ごく稀ですが口内炎は一部の病気(全身性エリテマトーデスやベーチェット病)の
前兆やサインだったりもします。
ただ、通常の場合における口内炎とは下の写真のようなものでしょう。
経験のある方には見るだけで何だか口の中が痛くなってきます・・・。
これがアフタ性口内炎といいます。
歯茎や上下の唇の内側などに直径5mmほどの白い部分(アフタ)ができて
ひどく痛みます。
場合によっては出血を伴うことがありますが
放置していても1週間程度で治ります。
これがたった1つでも充分痛いのに、2つ3つ同時に発生する場合があります。
そうなるともう憂鬱以外の何物でもありません。
いくら美味しいランチやスイーツでさえも受け付けなくなってしまいます。
口内炎の原因とは?
これは人それぞれで一概にコレという原因はありません。
無い・・・というよりはたくさんあるという方が正解かもしれません。
私の経験や知り合いから聞いた話しを元に
口内炎になりうる原因をまとめてみました。
心当たりのある方もおられるでしょう。
- 歯磨き中に力を入れすぎて歯ブラシが歯茎に直撃した
- 硬めのお菓子(ポテチや煎餅)を噛んでいたら舌や唇を噛んだ
- 仕事や勉強で睡眠不足になっている
- 色んなストレスでイライラしている
- 気が付けば好き嫌いや偏食をしていた
やはり原因の上位には口の中への物理的な傷が多いようです。
お菓子の中では上記の他にも「芋かりんとう」や「小魚アーモンド」など
部分的に尖っているものにも注意が必要です。
その他にも不摂生や精神的な疲れなども影響している模様です。
口内炎の治し方は?
放っておいても1週間ほどで自然に治るのですが
できることなら早く痛みから解放されたいと思うのは当然です。
病院へ行かれる場合には
- 歯科
- 耳鼻咽喉科
- 口腔外科
を受診されるのが良いでしょう。
また内科や皮膚科でも診てもらえることがあります。
薬は軟膏が主ですが口の中の口内炎の上から貼るパッチもあります。
ちなみに、私がよくお世話になっているのは
デキサルチン口腔用軟膏です。
使い方は小指の先に少し出してから患部に塗り付けます。
その前に口内炎自体に付いている唾液をティッシュで拭き取るのが
最大の苦行でもあります。
正直、痛いですが我慢しています。
それから口内炎ができている間は患部を刺激する飲食物は
避けた方が良いでしょう。
醤油や塩分の多いもの、酢っぱいものや油分のきついもの
香辛料の強いものなどです。
患部に対してしみるだけでなく、治癒力を妨げてしまう場合がある為です。
逆にビタミンを多く含む食品を意識して摂取しましょう。
口内炎を予防するには?
原因の項目でも紹介しましたが基本的には
デリケートな口の中を大切にすることが第一歩となります。
- 歯磨きは手の力を抜いて優しくする
- 硬く尖ったものを食べるならゆっくりよく噛んで
- 口の中をなるべく清潔に保つ
- 早寝早起きで規則正しい生活を送る
- ストレスと疲れは早めに解消・回復させる
あと、これは口内炎だけでなく身体全体の健康に当てはまりますが
不摂生を避けることが重要です。
最近心身ともに疲れていると感じたら早めに休息を取りましょう。
特に口の中に傷をしていないのに口内炎ができ始めたら
身体からの警告メッセージかもしれません。