毎日育児に奮闘されているママの皆様、本当にお疲れ様です。
「うちの子がイヤイヤ期らしく全然言う事を聞かないの。お宅の子供さんはまだ?」
ママ友さんとそんな会話はないでしょうか?
そういえば我が子もそろそろ2歳・・・
世間でいうイヤイヤ期に入るのでは?
今日はそんな2歳前後の子供さんをお持ちの貴方に
- イヤイヤ期とは?
- 平均的な開始時期はいつ?
- どんな行動が始まるの?
- 全くない場合には?
- 事前対策はどうすれば?
などなど、気になる情報を徹底的に集めてきました!
子供さんがこれからイヤイヤ期に入りそう、もしくは入ったかも?という方々のお役に立てれば幸いです。
イヤイヤ期とは?
まず基本的なことですが、イヤイヤ期について簡単に説明します。
一般的には「第一反抗期」と呼ばれ、パパやママの意見と子供の意見とがぶつかりあう時期のことをいいます。
これは私たち親の立場から見た場合は「反抗」ですが、子供の側からすると「自己主張」であり「こだわり」でもあるのです。
そしてこのイヤイヤ期は異常でも何でもなく、人間として成長していく上で正しく重要な時期でもあります。
それまでは親の言うことを受動的に捉えてきたのに対して、少しずつ自我に目覚め能動的な思考に変わってくるのです。
また、イヤイヤ期は以下のような日常生活の動作において「入ったかどうか?」が分かります。
心当たりのある方は一度思い返してみてください。
- 朝起きてこない
- 着替えない
- ご飯を食べない
- 歯磨きをしない
- トイレに行かない
- 片付けない
- お風呂に入らない
- 夜すぐに寝ない
数えあげたらキリがありませんが、どれも毎日のことなのですぐに分かると思います。
イヤイヤ期の子供はとにかく「指示や強制、拘束」されることを嫌がります。
また、何でも自分でしてみないと気が済まないという特徴もあります。
イヤイヤ期の平均開始時期は?
では、イヤイヤ期はいつから始まるのでしょうか?
個人差はありますが平均的に1歳10ヶ月~2歳頃に始まるとされています。
イヤイヤ期の別名が「魔の2歳児」とも呼ばれることから、やはり最も顕著に表れるのが2歳ということになります。
そして英語では「テリブル・ツー(terrible two)」と呼ばれています。
このテリブルとは『恐ろしい』『恐怖の』という意味になります。
ちなみ最も早い子では何と生後6ヶ月頃から前兆があるそうです。
哺乳瓶や離乳食を嫌がるのは、イヤイヤ期によるものではないかという研究報告もされています。
逆に最も遅い子では4歳くらいから始まる場合もあるそうです。
2歳の時期を比較的平穏に過ごせたからといってまだまだ安心できない時もあります。
このようにイヤイヤ期の開始時期には個人差があり、親のしつけ方や子供の性格によって変わるといわれています。
どんな行動が始まるの?
では、実際にイヤイヤ期に突入した子供はどんな行動に出るのでしょうか。
上に紹介した日常生活においての「○○しない」の他には
- ちょっとした乱暴(叩く、物を投げる)
- 頑固・屁理屈(言うことを聞かない)
- わがまま・気まぐれ(言動がころころ変わる)
- 好奇心・冒険心(無茶をする)
- いたずら(落書き・物を壊す)
- 泣き喚く・地団駄(じだんだ)
- 駄々をこねる・癇癪(かんしゃく)
などなど、様々な行動が予測されます。
基本的に一般常識は通用しないと思った方が楽です。
スーパーのお菓子売り場などで子供が床に寝転がって手足をバタバタさせているのを目撃したことがあると思います。
イヤイヤ期において「お菓子を買って欲しい」という欲求が満たされない時に起こる正常な反応と考えることができます。
ここである程度の心積もりをしておくことで「案外、そこまでひどくはなかったな」と思えたら儲けものです。
また、男女差については一般的に男の子の方が暴れん坊といわれています。
しかしながら兄弟姉妹、育っている環境や性格によっては女の子だって負けていません。
これもどちらがどうとは一概にいえないものです。
全くない場合には?
また、逆にイヤイヤ期と思われる時期が全然無いという子供もいます。
無いからといって別にその子が成長して「自己主張のできない大人」になる訳ではありません。
実は来ていたものの、程度が小さかったので気が付かなかったという場合も考えられます。
稀な例ですが、中には「これをするとママやパパが困るんだ」ということを理解してしまう子もいます。
ご年配や子育て経験豊富な方の中には
「今(イヤイヤ期で)苦労しておかないと、子供が大きくなってからもっと苦労する」といったもっともらしいことを言われる方もおられます。
確かにそういう場合もあるのでしょう。
しかし、上でも書きましたが個性と同じで個人差が強いものなので、「必ず来るもの」「こうであるべき」ということはありません。
そういう子もいると考えましょう。
事前にできる対策は?
イヤイヤ期に入った子供は今まで以上に何にでも興味を持ち、とにかく自分の手で触ろうとします。
特に親や周りの人がしていること、持っているものに対して強い執着心を感じる場合があります。
はいはいや立っちの時期から気を付けていると思われますが、今一度再確認をおススメします。
子供も以前よりはるかに賢くなっていて「踏み台」などを駆使して少しくらい高い場所の物でも取ろうとします。
子供による被害(?)を最小限に食い止めるために以下の点に注意しましょう。
- 大切なもの(壊れ物、アルバム、重要書類)
- ママの普段着(多少汚れたり引っ張られたりしても良いものを)
- 電子機器(携帯、スマホ、タブレット、デジカメ、ゲーム機)
- 貴金属(ネックレス、指輪、ペンダント)
- 化粧品類(口紅、マニキュア、コスメ、メイクセット)
- 刃物などの危険物(はさみ、カッター、爪切り、縫い針)
- 工具類(かなづち、ドライバー、ペンチ)
- 文房具類(マジック、ボールペン、クレヨン、ホッチキス)
などなど、普段から使うものが多いですが危険なものはたくさんあります。
使用後の「しまい忘れ」にも注意が必要です。
スマホなどはなるべく子供の前での使用を控え、大切なものは完全に手の届かない場所に隠すのが良いでしょう。
部屋の白い壁紙にクレヨンで思いっきり落書きされたという話も聞きました。
子供からなるべく目を離さないことも重要です。
こちらには色々と参考になる書籍が並んでいます。
楽天市場でイヤイヤ期に関する育児本を見てみる。
まとめと私の体験談
私にもちょうど2歳過ぎの娘がおります。
先日から上に書いたような日常生活での「嫌!」が明らかに増えてきました。
夜の寝かしつけは私の役目なので、電気を消して一緒に寝ようとすると
「ママがいい!ママがいい!」
と騒ぎ出すため仕方なく妻のもとへ連れて行きますが、しばらくすると
「パパがいい!」
この繰り返しが毎晩3~4回続きます。
一体どっち(パパかママか)なんだ?と思いますが、時間のある限り娘の気の済むようにしています。
そのうちに疲れて寝てくれますが、これもイヤイヤ期特有の「本人のこだわり」なのでしょう。
繰り返しになりますが、イヤイヤ期の開始時期や内容には個人差があります。
中にはすごく短くて私たちが気付かないまま「すでに終わってた」という子もいます。
遅かれ早かれ来るのが普通ですが、来なくても心配無用(むしろ幸運!?)と考えましょう。
合わせて下記の記事も参考になれば幸いです。
イヤイヤ期はいつまで続く?気になる終了時期と相談窓口はコチラ!!
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