妊娠された女性の方、まずはおめでとうございます。
もしかすると妊娠では?という方もおられるかもしれません。
妊娠初期には避けるべき食べ物の他に
飲まないほうが良い物もたくさんあります。
今日は身近にありながら特に注意が必要なものについて
徹底的に調べてきました!
また、妊娠されているのが奥様やご家族の方でも
知識として役に立つことでしょう。
本人が気づかないうちにお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす
飲料を摂取しているかもしれません。
実は私の妻のお腹にも5ヶ月になる赤ちゃんがいます。
お酒やコーヒーが良くないということは何となく分かっていましたが
その他にも色々と身体に悪い飲み物がありました!
アルコール飲料に要注意?
多くの方が妊娠したらお酒は良くないということは
分かっていると思います。
ただ、どれ位飲むと赤ちゃんに悪いのか?
結局は人それぞれであったりします。
中には「とにかくダメ」だからこれまで普通にしてた
晩酌をピタッとやめられる方もいます。
私の妻がそうでした。
妻は妊娠検査薬で陽性が出たその晩から
それまでほぼ毎日飲んでいたビールをやめました。
赤ちゃんへの影響は?
アルコールはお腹の赤ちゃんに発育障害や脳の異常などを
引き起こす可能性を持っています。
特に胎児性アルコール症候群(FAS)という
先天性疾患を発症する恐れがあるため妊娠中には
禁酒されることをおススメします。
どうしても飲みたくなったら?
それまで飲酒の習慣のある方にはとても辛いことだと思います。
そんな時には下記のもので我慢しましょう。
- ノンアルコールビール
- アルコールフリー飲料
- ゼロカロリーソーダ
私はもともとお酒をほとんど飲みませんので
これらの飲料がどれ位お酒に近いのかよく分かりません。
ただ、妊娠時に飲んでいた妻に言わせると
色々試しに飲んでみて自分に合ったものを探すのが
良いとのことでした。
例えばノンアルコールビールの中には
ほとんど本物のビールの味がするのもあるそうです。
注意点としては缶や容器の表示をよく見て
アルコールが0.00%になっているかよく確認しましょう。
種類によっては微量に含まれているものもあります。
ついでにカロリーもゼロだとさらに良いと思われます。
意外な物にも含まれている?
アルコールはわずかながらも
別のものに含まれている場合があります。
- ケーキやその他洋菓子(ブランデー・ラム酒など)
- 栄養ドリンク(アルコールやカフェインを含むものあり)
- ラムレーズンアイス(高級アイスなどに)
アルコールを少しでも気にされる方は
身近で容易に口に入りやすい上記の飲食物にもご注意下さい。
カフェイン飲料に要注意?
アルコールに続いてカフェインも有名ですが
お茶の中にも含まれているものと、そうでないものが存在します。
代表的なものとして
- コーヒー
- 紅茶
- コーラ
- 緑茶
- ウーロン茶
などが挙げられます。
それからもうひとつ
タンニンが含まれる飲料にも注意が必要です。
これは柿の渋みなどに由来する成分で
部分的ですがカフェインに似た性質を持っています。
赤ちゃんへの影響は?
カフェインに含まれる覚醒作用によって
母親の寝つきが悪くなる他にも以下のような短所があります。
- 興奮作用
- 血管収縮作用
- 鉄・亜鉛・カルシウムの吸収阻害
カフェインを過剰に摂取することで上記などの影響により
流産や早産になりやすいという統計結果も出ています。
どうしても飲みたくなったら?
実はカフェインは全くダメというわけではありません。
1日の目安として100mg以内であれば
特に問題はないとされています。
それでもやはり心配な方には
- ノンカフェインのコーヒー
- カフェインフリー飲料
- デカフェ(コーヒーチェーン店などで)
- たんぽぽコーヒー(好みは分かれますが)
などをおススメします。
カフェインレスのコーヒーは通常のものより
金額的にやや割高となっています。
コーヒーの味に疎い私が言うのも何ですが
味の違いはほとんど無いと思われます。
意外なものにも含まれている?
アルコールの注意のところでも書きましたが
カフェインも身近で意外と気付きにくいものに含まれています。
- 栄養ドリンク(カフェインやアルコールを含むものあり
- チョコレート(その仲間のココアにも)
- 抹茶アイス(グリーンティアイスなどにも)
摂取を防ぐには品質表示をしっかりと確認したり
ランチやお茶をする時などはお店の人に聞いてみましょう。
ハーブティーに要注意?
イメージ的に身体や精神的にも良いような気がしますが
種類によっては注意が必要なものが多くあります。
まずは避けた方がよいハーブティーを10点紹介します。
- ローズマリー
- セージ
- ジャスミン
- マテ
- セントジョーンズワート
- アンジェリカ
- レモングラス
- シナモン
- アロエ
- ペニーロイヤルミント
この他にも海外品や輸入もの、ブレンドで中身がよく分からないなど
少しでも怪しいと感じたものは避けた方が無難です。
内容や品質表示があやふやだったり
外国語で何が書いてあるかよく分からないものもやめておきましょう。
赤ちゃんへの影響は?
ハーブはもともと漢方と同じように自然由来の薬でもあります。
薬は使い方を誤ると毒にもなります。
摂取することで血行が良くなり過ぎたり
ホルモンバランスが変わってしまったりといった影響があります。
特にペニーロイヤルミントは厳禁とされています。
可愛らしい名前ですが、強い子宮収縮作用があり
流産や早産の危険があります。
名前がペパーミント(OK!)とも似ているので注意!
それから似ているといえば
ローズマリー(NG!)とローズヒップ(OK!)です。
同じローズが付くので混同しないように気を付けてください。
飲む前に必ず茶葉の確認をしましょう!
それから気になったり心配な時には産婦人科の先生に
相談するのも手だと思います。