歓迎会、送別会、忘年会、新年会、合コン・・・世の中には多くの宴会の場が
あります。
親戚同士、気の知れた仲間、職場の同僚、大事な接待先・・・その宴会を
構成する人々も様々です。
こんな経験はありませんか?
飲み会の次の日、
- 出社したら同僚や上司の態度がよそよそしい。
- 同席した友人が自分を目を合わせてくれない。
- そういえば夕べの記憶もない・・・。
おそらく、ほぼ間違いなく夕べの席で「何か」失態をやらかしてます。
お酒の席というものは基本的に楽しいものです。
皆で楽しく飲む為には守らなくてはならない最低限のルールやマナーが
あります。
ありがちなマナー違反 ~イエローカード編~
まずは一回位なら許される可能性のあるもの
- 宴会の開始時間に遅刻した。
- 上下関係のある席で座席を間違えた。
- 割り勘なのに途中で酔い潰れてお金を払わなかった。
- 調子に乗って自分の自慢話ばかりをしすぎた。
許される「可能性」があるというだけで、数回やってしまうと次回から誘われ
なくなります。
なんとなくでも覚えていたり、間違いなく自覚があるのなら、翌日いち早くに
同席メンバーに謝って周りましょう。
先輩や友人に支払いを立て替えてもらっていたりなど、特にお金に関する
ことは早急に精算しておくのがマナーです。
迷惑というものはかけた本人はすぐに忘れても、かけられた側にとっては
意外と忘れにくく、以後の確執に繋がることもあります。
ありがちなルール違反 ~レッドカード編~
どれも社会常識を逸脱した行為で、場合によっては警察沙汰になるもの
- 同席(または他)の人と揉めて手を挙げてしまった。
- 同席(または他)の女性に度の過ぎたボディタッチをしてしまった。
- お店の設備やお皿、グラスなどを故意に壊してしまった。
この辺りになると「夕べの記憶がなくて・・・」といった笑い事では済まなく
なります。
酒の席だからと許されることはありません。同席のメンバーをはじめ、他の
お客さんやお店にも大きな迷惑や損害を与えてしまいます。
楽しいはずの宴会を一変して最悪の状況にしてしまった責任は重く、
誠心誠意、許して貰えるなら土下座も辞さない・・・という粛々とした態度で
関係者に謝罪して周らなくてはなりません。
相手の怒りが収まらず、会うことすら出来ない場合もあります。
それでも、許して貰えるまでひたすら謝り続けましょう。
酒は飲んでも飲まれるな!
大袈裟に思われるかもしれませんが、一度失った信用を回復させるのは
並大抵ではありません。それは一般社会においても、飲み会の席でも
同じです。
「飲み会」という場を通じてしか手に入らない「情報や関係」があります。
それは貴方にとっても相手にとっても重要なものである筈です。
プライベートでも仕事でもマナーとルールを守って、楽しく飲み会をしたい
ものですね。
在り来たりなまとめになりますが、
己を知り、相手を立て、お酒は飲み過ぎないのが一番です。