似ているようで実は全く違うもの・・・
世の中にはそんなものがたくさんあります。
その中で今回注目したのはくらげです。
比較的身近にありながら意外と知られていないと思われます。
ちなみに私もちゃんと説明できませんでした。
もちろん海にいるクラゲも関連しています。
しかしながら今回調べた中で意外な事実も判明しました!
きくらげとは?
おそらく皆さんの中で多くの方が知っていると思います。
よく中華料理の中などに入っていてコリコリ、シャキシャキした食感・・・
ラーメンのトッピングとして刻んだものが上に乗っていたりもします。
ちなみに漢字では木耳(きくらげ)と書きます。
読んで字の如くですが、木に生える耳のような形をしているからです。
そして、きくらげはキノコの一種で菌類に分類されます。
耳のようにクリクリしていて可愛い見た目にも可愛いです。
写真はクロキクラゲですが、白いシロキクラゲの方が少し高価になります。
栄養素に関して100gあたり167kcalと、キノコ類の中では高カロリーな方です。
(参考までにエノキ、シメジは100gあたり約20kcal程度)
ビタミンDを豊富に含み、美肌効果、抗酸化作用、免疫力アップなどに
期待が持てるといわれています。
上の写真は八宝菜ですが、中華料理には定番の食材となっています。
中華くらげとは?
名前に「中華」と付いているためによく「きくらげ」と混同しがちですが
中身は全くの別物です。
実はこの中華くらげの原料こそがビゼンクラゲやエチゼンクラゲなど
海にいる本物のクラゲなのです。
栄養素としては100gあたり22kcalと低カロリーです。
ビタミンB12や銅を多く含むため貧血防止、脳梗塞予防
糖尿病予防などの効果が見込まれます。
ちなみに私はスーパーの惣菜コーナーで見つけました。
漬け物の近くにも置いてあるかもしれません。
味付きのものならそのまま食べても十分いけます。
乾燥品なら酢と相性が良く、酢の物として一品料理や
和え物としてお酒のつまみにもおススメです。
写真は酢の物にしました。
中華くらげのコリコリ感が病み付きになりそうです。
山くらげとは?
そして意外と知られていないのがこちらの山くらげです。
実際にスーパーでもあまり売られていませんでした。
私は「業務スーパー」という関西には多いのですが
業者向けの小売店で見つけました。
まさに緑色のメンマという感じです。
コリコリシャキシャキ感があり、少しピリ辛ですが味付けも良く
ご飯に合います。
別名をステムレタス、茎レタスとも呼ばれており
実は野菜でレタスの仲間なのです。
日本での栽培は青森県、山形県など東北地方ですが
それほど盛んではありません。
お隣の中国でよく作られているため、お店などで見かける
加工済みの山くらげはほとんどが輸入品と思われます。
成分的には普通のレタスと似ていて100gあたり18kcalと
カロリーは低めです。
ビタミンA、カリウム、カルシウムを多く含み美肌効果
動脈硬化予防、発ガン抑制作用などがあるといわれています。
これが栽培中のステムレタス(山くらげ)の地上部分です。
この土の下に根っこ(?)があり可食部となります。