赤ちゃんに目薬をさそうとするとどうなるのでしょうか?
おそらく100人の赤ちゃんがいたとしたら
99人までは嫌がって泣くと思われます。
目薬をさされるのが好きな赤ちゃんは極めて稀でしょう。
それゆえに赤ちゃんに上手に目薬をさすには
正しい方法に加えて練習と慣れが必要です。
私も娘を相手に苦戦した経験があります。
同じようにお困りの方々の為になればと
徹底的に調べてきました。
赤ちゃんに上手に目薬をさす手順とは?
まず事前の準備が必要です。
敏感な赤ちゃんに悟られないように静かに事を進めましょう。
- あなたと赤ちゃんの両手の爪を切っておく
- あなたの手を石鹸で洗っておく
- 赤ちゃんの手はアルコールで消毒しておく
- 目薬、ティッシュを用意しておく
- お湯でゆるめに絞ったガーゼハンカチで赤ちゃんの「目やに」を取る
爪を切る理由は、目薬を嫌がって暴れる赤ちゃんを押さえる際に
万一、指が目に入っても眼球を傷つけないようにする為です。
また、赤ちゃん自身が手で目を擦ったときの予防も兼ねています。
手を石鹸で洗ったりアルコールで消毒するのも雑菌が
目に入るのを防ぐ為です。
それから、赤ちゃんに「目やに」が出ている場合には
先に取り除く必要があります。
無理に指や爪で取ろうとするとケガと雑菌が入る原因になります。
温かいお湯で絞ったガーゼハンカチで柔らかくふやかせてから
ゆっくり拭き取りましょう。
ちなみに赤ちゃんの目やにが多い時の対処法があります。
こちらで詳しく紹介していますので、参考にして頂けたら幸いです。
ここから実際に目薬をさします
- 赤ちゃんが暴れないように固定する(下の写真参照)
- 持ちやすい手の指で目薬を持ちます
- 反対の手の指で赤ちゃんの下瞼を開けます
- 目薬を点眼します(両目)
- 両目の目頭と目頭の間を優しくつまむようにマッサージする
- 目の周りに垂れた目薬をティッシュで拭き取ります
まず私が少し足を開いて座り、赤ちゃんの頭を手前にして寝かせます。
赤ちゃんの両手を腿の下で軽く押さえながら、顔を内腿ではさみます。
察しの良い赤ちゃんならこの時点で泣き出すかもしれません。
ここからはなるべく手早く済ませたいところですが
点眼するときには赤ちゃんはギュウッと目を閉じてしまいます。
手足をバタバタさせて嫌がるので、こちらも押さえている腿に
力が入りそうになりますが、体重はかけないようにして下さい。
赤ちゃんの瞼について、上瞼よりも下瞼を開ける方が
良いとされています。(ちょうどアカンベーをするように)
慣れないうちは目薬がうまく目に入らなかったり
きつく目を閉じているので入ったかどうか分からないことがあります。
「入ったかな?」と思ったら指で目頭の間を軽く揉んであげると
目薬が目によく馴染みます。
それでもうまくさせない場合の裏技とは?
上に書いた方法でも駄目な場合も考えられます。
どうしてもうまくいかないときには以下の方法を試してみてください。
- 寝ているときにさす
- 目をつぶったところに点眼して目を開けるのを待つ
- 顔を横に向けて「目尻」から「目頭」へ流し込む
子供もある程度大きくなってきて、物分りが良くなるまでは
目薬ひとつにしても結構な労力を使います。
「大切なあなたのためだから我慢してね」と言い聞かせても
赤ちゃんにはまだ理解できないようです。
赤ちゃんが嫌がるから・・・
という理由で目薬点眼を疎かにすると
- 結膜炎(けつまくえん)
- 内反症(ないはんしょう)
いわゆる「さかさまつげ」 - 先天性鼻涙管閉塞(せんてんせいびるいかんへいそく)
といった症状だった場合、悪化する恐れがあります。
大切な赤ちゃんのためにも、点眼の名人を目指しましょう!!
合わせて下記の記事も参考になれば幸いです。
1歳の赤ちゃんへの誕生日プレゼント! 失敗しない選び方はコレだ!!
夜に食べないダイエット!?私はコレで14キロ痩せました!!
西松屋は赤ちゃん本舗より安いだけじゃない?驚きの新事実はコチラ!!