赤ちゃんがおむつかぶれに?おススメ対策BEST4はコレだ!


新しい家族が増えて嬉しい反面、毎日の育児に全力で奮闘されているママの皆さん、本当にお疲れ様です。

そんな中で赤ちゃんのお尻やお股が赤く腫れる、いわゆるおむつかぶれにお悩みではないでしょうか?

かぶれ具合の程度は色々あると思いますが、おむつ交換の度に痛々しいお尻を見るのは辛いものです。
そして何より痛がる赤ちゃん本人がかわいそうです。

今日はお忙しい貴方に代わって、おむつかぶれの原因とおススメの対処法を徹底的に調査してきました!
可愛い赤ちゃんのお尻のために、私の情報が役立てば幸いです。

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おむつかぶれの原因は?

対処法の前にまずはおむつかぶれの原因を検証してみましょう。
原因を知ることができれば、それがそのまま対処法に繋がっていきます。

一般的に赤ちゃんに起こるおむつかぶれの原因は以下の4点に絞られます。

  • おむつの中の湿気(蒸れ)
  • 便や尿に含まれる刺激物
  • お尻の拭き過ぎ
  • おむつ自体が合わない

ちなみに医学的には「おむつ皮膚炎」ともいわれるように、おむつかぶれは皮膚炎の一種です。
上に挙げた原因によって赤ちゃんのお尻やお股の肌が荒れるために起こります。

おむつは「外に漏らさない」という本来の目的により、構造的にどうしても密封性が高くなっています。
各おむつメーカーがいくら「蒸れ防止」の研究を重ねて透湿性(とうしつせい)を高めても、やっぱり蒸れます。
たとえおしっこやうんちをしていなくても、赤ちゃんはもともと汗っかきなのです。

それから新生児~離乳食までの間の母乳(ミルク)期間はどうしても便がゆるゆるになりがちです。

固形でない便はおむつの中で広範囲に広がりやすく、寝相や抱っこのタイミングなどで前や横にも移動します。
さらに下痢などで便の回数が増えると、それだけでもお尻まわりの肌には刺激になってしまいます。

加えておしっこやうんちの度に「お尻ふき」などで陰部を拭くために、擦れによる刺激もかぶれの原因となります。
私たちは便を拭き取ろうとしているつもりでも、実は反対に塗り広げてしまっているということもあるのです。

最後の4点目になりますが、赤ちゃんの中には敏感肌やアレルギー体質の子もいて、おむつの素材や吸水ポリマーが肌に合わない場合も考えられます。

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おむつかぶれの対処法は?

これにはまず、上の項目で紹介した原因を1つ1つ解決していくのが良いでしょう。
基本的に清潔乾燥を心掛けることが大切です。

まず家でできることは?

いきなり病院に駆け込むという方法もありますが、その前に家でも可能な対処法を紹介します。
いくら病院でよい薬をもらっても、赤ちゃんの周りの根本的な環境が変わってなければおむつかぶれの完治は難しいと思われます。

  • こまめなおむつ交換
  • 「お尻ふき」の使用は最低限に
  • うんち(できれば尿も)はその都度ぬるま湯で洗い流す
  • お尻が完全に乾いてからおむつを着ける

最近のおむつは吸水性に優れているため、おしっこなどの液体はすぐに吸い取ってしまいます。
それでもお股の部分は多少なりとも尿で濡れますし、うんちをしても泣かない子もいるため定期的なおむつチェックが必要です。

うんちの場合でも臭いが微妙で分からない時もあるので、私はおむつの横から指で隙間を作って覗いていました。

それから時間と手間はかかりますが、おむつ交換の際に陰部を手で洗ってあげるのはおススメです。
ガーゼやお尻ふきを使うより衛生的で、擦れによる肌荒れも防ぐことができます。
うちではお風呂場にやや大きめの洗面器を常備しておき、ぬるま湯を張ってお尻を洗っていました。

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お尻を洗った後は、柔らかいタオルかコットンでポンポンと軽く叩くようにして水気を取りましょう。
おむつかぶれの部分をゴシゴシ擦ってしまうと痛いだけでなく、修復中の皮膚を邪魔してしまう場合があります。

その後でドライヤーの「送風」や、うちわなどであおいで乾かしてからおむつを着けます。

また、夏場などで季節的にも良ければおむつ交換の際、新しいものを履かせる前に10分~20分位の間下半身を丸出しにしておくのも良いでしょう。

これは下半身の風通しをよくするだけでなく、「おむつを着けない時間を作る」という意味でも効果があるといわれています。
もちろん身体が冷えないような配慮と、赤ちゃんの下にはおむつ交換用のシートやバスタオルなどを敷いておきます。

おむつ自体を替えるには?

原因の項目でおむつ自体が合っていない場合も考えられると書きました。
そんな時には

  • 別のサイズを試してみる
  • 他のメーカーの紙おむつにする
  • 布おむつに変更する

という3通りが考えられます。
赤ちゃんの成長に伴っておむつも新生児用 → S → M → Lとサイズアップしていきます。
もしかすると今のおむつが既に窮屈になっているのかもしれません。
おむつを留めるテープや太もも周りのギャザーがきつくなってくると、締め付けもかぶれの原因に考えられます。

それから、別のメーカーのおむつに替えるのは簡単ですが、布おむつへの変更は「洗って干す」という作業が増えます。
使い捨ての紙おむつに慣れてしまっていると、布おむつの使用は苦行とも感じられます。

ただ、地域のよって公立の保育園などは「布おむつ指定」だったりするので案外馴染みやすい場合もあります。

とりあえず病院へ行く?

確かにその方が早く解決できる場合があります。
かかりつけの小児科や皮膚科を受診して医師の診察を受けましょう。

おむつかぶれの程度や先生の方針にもよりますが

  • アズノール
  • キンダベート
  • リンデロン

といった軟膏が処方されることが多いです。
ステロイド剤に抵抗のある方はその旨、診察の先生に伝えておきましょう。

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市販薬を試してみるなら?

おむつかぶれの程度が軽かったり、病院に行く暇がなかなかないというママさんにはドラッグストアなどで売っている市販薬を2点紹介します。
ネットでも簡単に購入することが可能です。

1つ目は佐藤製薬のポリベビーです。
結構有名なお薬で、おむつかぶれの他には「あせも」や「虫刺され」などにも使用できます。
ステロイド剤は入っておりませんので、気にされる方にはおススメです。

【楽天】 佐藤製薬 ポリベビー 30g【第3類医薬品】

それから2つ目は大杉製薬の紫雲膏です。
こちらは赤紫色をした薬で、なんと江戸時代に開発された漢方由来の軟膏です。
同じく非ステロイドで「火傷(やけど)」などにも使用できます。

【楽天】 大杉製薬 紫雲膏(しうんこう)  ダイコー 20g [第2類医薬品]

注意点として、病院で先生から処方してもらった薬が絶対に効くという訳ではありません。
同様に市販薬でも赤ちゃんの肌に「合う・合わない」があります。

当然のことながら薬の塗り過ぎにも注意しましょう。
薬は合っているのに塗り過ぎていたため、なかなか良くならなかったというケースも少なからず報告されています。

目安としては正しい用法用量を守って、3~4日程度様子をみることをおススメします。
もしおむつかぶれの症状が変わらなかったり、余計にひどくなった場合などには別の原因が考えられます。

もしかすると別の病気かも?

適切なおむつ交換、お尻の十分な乾燥、市販薬も試してみたけど一向に改善がみられない・・・
そんな場合は皮膚カンジダ症の疑いがあります。
これは「カンジダ菌」というカビの一種が原因の皮膚炎で、対処法も普通のおむつかぶれとは異なります。
ステロイドの薬をつけたりするとかえって悪化するのも特徴で、小さなブツブツ(水泡)がおむつの当たる部分以外にもできていたりします。

上に紹介したようなおむつかぶれの対処法で改善がみられない場合には速やかに小児科・皮膚科を受診しましょう。

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まとめと私の体験談

私にも2人の娘(2歳半と5カ月)がおります。
上の子も新生児~3か月くらいの間、おむつかぶれに悩まされました。

初めての子というのもあり、最初はどうしてよいか分からず真っ赤に腫れたお尻を「お尻ふき」で拭いてました。
今思えば、私の不勉強で娘にはすまない事をしたと後悔しています。

健診の時などに先生から教えてもらったアドバイスを実践すると、おむつかぶれはいつの間にか綺麗に治っていました。

月齢が進むにつれて便の回数も減り、赤ちゃんの肌も次第に強くなってきます。
上に挙げた対処法は大変かと思いますが「いま頑張った分、赤ちゃんも健康で快適になれる」と信じて乗り切りましょう!

繰り返しになりますが、赤ちゃんのおむつかぶれは『清潔・乾燥・適切な処置』でほぼ治ります。

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