赤ちゃんの虫歯は何からうつる?今から役立つ5つの秘策とは!?


大切な赤ちゃんの歯を虫歯から守りたい!
というのはほとんどの親御さんの願いかと思います。

私にも1歳7ヶ月になる娘がおりますが
一生モノの歯は特に大事にして欲しいですし
小さい頃の歯を守るのは私たち親の責任であります。

そして、いくら歯磨きをしても甘いものを与えなくても
虫歯にかかってしまうという現実があります。

今日は虫歯菌の実態とその防ぎ方について
徹底的に調べてきました!
一緒に赤ちゃんの歯を守りましょう!

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赤ちゃんの虫歯の原因とは?

虫歯の原因には色々ありますが
その中でも最も厄介なミュータンス菌という
口の中にいる細菌について説明します。

これは別名「虫歯菌」とも言われているとおり
虫歯を引き起こす張本人のような存在です。

ちなみにこの細菌はヒトが生まれつき持っている訳ではありません。
しかし、生まれてから最も早い感染場所は
母親の産道であるという報告がなされています。

つまり、赤ちゃんがお母さんのお腹から出る際に
産道内でミュータンス菌に感染してしまう可能性があるのです。
ただこれは稀な例であり、対策するのは非常に困難です。

それよりも赤ちゃんが誕生してから成長の過程において
様々な感染経路が考えられます。
そしてその経路は主に感染者の唾液からうつると
言われています。

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虫歯菌の感染形態とは?

大きく分けて3種類の感染形態があります。
どれも非常に身近で
「この程度で虫歯菌がうつるの?」という位
普段から行っている行為でもあります。

可能性が低いものから高いものまでありますが
これらに気を付けることで虫歯菌がうつる心配は
確実に減らせます。

食事に関するものは?

やはり口に直接関係するだけあって圧倒的に多いです。
特に年配の方になかなか理解されにくい事もあり
一番気を遣う点でもあります。

  • 食器、コップ、お箸、スプーンなどの使い回し
  • 口移しでの食事
  • 食事の噛み砕き、味見、温度見
  • 熱いご飯をフーフーと吹いて冷ます
  • 飲み物のストローの共用
  • 食べかけのお菓子などの貰い合い

気を付けたいのは、いつもの癖で「つい」自分が口を付けた箸で
赤ちゃんに与えるものを取り分けたりしてしまう点です。
これは食事の際に常に意識しておかないと無意識のうちに
やってしまいます。
私は最初の頃、何度も妻に怒られました・・・。

あと、どうしても出来たてのご飯が熱くて冷ますのにフゥフゥしがちです。
これは気をつけても私たちの唾液が飛ぶので避けたいところです。
小さめのうちわであおぎましょう。

また、1歳過ぎるくらいの赤ちゃんによっては自分の食べたくないものを
つまんで私たちに「あ~ん」してくれる子もいるでしょう。
実に可愛いらしい行為ですが、その時に赤ちゃんの手や指を
舐めてしまわないように注意が必要です。

赤ちゃんはその手や指を簡単に自分の口に入れたりします。
くれようとするのを笑顔で断るか、こちらも手で受け取りましょう。

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歯磨きに関するものは?

これはそこまで多くないかもしれません。
心当たりのある方は気を付けましょう。

  • 歯ブラシ、コップの共用
  • 大人の歯ブラシを勝手に口に入れる

歯ブラシの共用より、赤ちゃんが私たちの使ったコップで
何かを飲んだり口をゆすいでしまう事は考えられます。
赤ちゃんのうちはいくら「自分用」のものがあっても
私たち大人の使うものが気になります。

そして少しでも目を離せばいつの間にか口を付けていたりします。

入浴時に一緒にお風呂で歯磨きをされている方にも
注意が必要です。
私たちの使う歯ブラシを赤ちゃんの手の届く範囲に置いておくと
手に取って自分の口に入れてしまう事があります。

以前に私が自分の髪を洗っている間、少し目を離した隙に
歯ブラシをしゃぶってしまいました・・・。

お風呂に限らず大人用の歯ブラシと赤ちゃん用の歯ブラシが
接触しないようにするのも大切です。
ブラシの毛同士が触れ合ってしまうため
同じコップに立てるのはやめた方が良いでしょう。

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日常的に関するものは?

3番目として日常生活の中にも感染ルートが多数あります。

  • 大人の口から赤ちゃんの口へのキス
  • 幼稚園、保育園での友達とのキス
  • ペロペロしたおもちゃの共用

機会と可能性という面では食事よりもこちらの方が多いともいえます。
そして、一番防ぎにくいのは私たちの手から離れる
保育園や幼稚園での虫歯菌の感染です。

園内で他の園児と何の気なしにキスする光景はよく見かけます。
これはあまりにも「ダメ!ダメ!」言い過ぎると
親同士の揉め事にも発展してしまいます。

同様に他の園児が舐めしゃぶったおもちゃや絵本を
口に入れたりもします。

全ての親御さんがこの虫歯菌に対して理解があれば良いのですが
知らなかったり、無頓着な方もおられます。

それから親戚や赤ちゃん自身の兄弟姉妹からのキスにも要注意です。
皆さん、可愛い赤ちゃんにキスしたいのです。

特に久しぶりに会う遠くの祖父母などは、いくら事前に連絡していても
感動のあまり「つい」が出てしまいます。

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結局どうしたらいいの?

虫歯菌の感染に対する具体的な防御策として
有効と思われるものを下記に紹介します。

  • 夫、妻、赤ちゃんの兄姉、祖父母、親戚、友人への周知と理解
  • 赤ちゃん専用の食器の徹底
  • できれば食器を洗うスポンジも大人用と分ける
  • 赤ちゃんが口に入れる可能性のあるもので洗えるものは洗う
  • 私たち自身や家族も虫歯予防に心がける

赤ちゃんを取り巻く大人や子供たちに対して
虫歯菌の存在となぜ「口移しやキス」が駄目なのか
理論的に説明しましょう。

赤ちゃんの大事な歯を虫歯から守るのは我々だということも
強調しておきましょう。

でも、虫歯菌対策になかなか馴染めない人もいます。
初めのうちは食事や会う度に確認すると良いです。
続けることで「我が家の常識」になってきます。

また、育児をする上で私たち親が必然的に赤ちゃんに多く接します。
我々自身が虫歯の治療や予防をする事も大切です。

とにかく可能な限り
赤ちゃんの口に虫歯菌が侵入するのを防ぐ
しかありません。

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まとめと私の体験談

例えば食事に関して、いくら家庭内で気をつけていても
夫の実家にお呼ばれに行った時や立場的に上の人の前では
なかなか「やめて!」と言いにくいものです。

よく姑さんが自分の箸で赤ちゃんに「あ~ん」をしたり
口にキスをしたりするのが我慢ならない!
という話を聞きます。
下手をすると関係がこじれたり喧嘩の原因になったりします。

このように、どうしても100%虫歯菌を防ぐことはできません。

虫歯になりやすい体質であったり、実は遺伝も考えられます。
どんなに適当にしてても虫歯にならない子もいれば
徹底した対策をしていてもかかる場合があります。

しかし、虫歯になる可能性を極限まで低くすることは可能です。
1回2回の失敗に対してあまり神経質にならずに
根気よく頑張りましょう。

貴方の努力は決して無駄にはなりません!

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