今年の土用の丑の日っていつ？知られざる鰻の秘密も一挙大公開！！

もうすぐ土用の丑の日(どようのうしのひ)・・・。
毎年思うことながら、いつだったっけ？
なんてことがあります。

今年(2014年)は、7月29日です。

ちなみにカレンダーに変化がなければ

となる予定です。
ちなみに2回ある場合にはそれぞれ
一の丑(いちのうし )、二の丑(にのうし)といいます。

今日は「土用の丑の日」に
なぜ鰻(うなぎ)を食べるのか？
それから、この習慣の歴史と由来について徹底的に調べてきました！

最後まで読んで頂ければ貴方も鰻が食べたくなる！？

現在知られている最も有力な説は江戸時代に遡ります。
当時の鰻は今ほど一般的ではありませんでした。

とある鰻屋の商売が思わしくなく、何とか鰻が売れないかと
近くに住んでいた科学者の平賀源内(1728年～1780年)に
相談に行きました。

そこでひとつのアドバイスとして
「土用の丑の日に『う』のつくものを食べて夏を乗り切ろう」という
広告を出すようにと教えてもらったそうです。

その頃の平賀源内といえば発明家で物知りで一種の天才とまで
いわれていました。
そんな偉い人が推奨しているなら間違いはないだろう！
と、その広告を出した鰻屋の鰻は飛ぶように売れたそうです。

やがてそれが全国に広まっていき
「土用の丑の日には鰻を」という風習になったとされています。

平賀源内さんの思いつき？から始まったとされる
土用の丑の日ですが、鰻が医学的・健康的にも
優れている食品であることは間違いありません。

高タンパクで消化も良く、滋養強壮の代名詞ともいわれています。
具体的には

などをバランス良く含む優れた食品です。

様々ありますが、一言で表現するなら
「精が付いて元気が出る」
ということでしょうか。

また、土用は季節の変わり目ということから
体調を崩しやすい時期でもあります。
昔の人々は、そんな時期を鰻を食べて乗り切ろうと
考えたのかもしれません。

私の妻が妊娠したときに初めて知りましたが
妊娠前3ヶ月くらい～妊娠後3ヶ月(12週)くらいの間は
鰻の食べ過ぎに注意が必要とのことです。

これは上記にも書いたとおり、鰻に多く含まれる
ビタミンA(レチノール)がお腹の赤ちゃんに悪影響となる
可能性があるというものです。

具体的には胎児の奇形などの先天異常の確率が上がるそうです。

しかし、絶対ダメ！というわけではありません。

さすがに毎食毎食「うな重・うな丼」は避けた方が良いですが
たまに3～4切れご飯のおかずに食べる程度は問題ないと
いわれています。

ただでさえ、体力と健康に気を遣わなくてはならない妊婦さんです。
妊娠初期でしたら悪阻(つわり)なども大変な時期かと思います。
私などが偉そうに物申す立場ではありませんが
食べられるなら適量を摂取して頑張ってほしいと考えます。

今や土用の丑の日が近づくと魚屋さんをはじめ
デパートやスーパー、はたまたコンビニなどでも
鰻が販売されています。

売り場に並んでいる鰻はどれも同じように見えますが
せっかく買うのですからより美味しいものにしたいですね。

では、美味しい鰻とはどんな特徴があるのでしょうか？

それは身も皮も柔らかく、よく焼けていることです。

以下に見分け方を紹介しておきます。

すでにパックに入っているものが多いですが
売り場によっては鰻が山積みになっていて、自分で取る方式もあります。
あまり何匹も吟味していると他のお客さんの迷惑にもなりかねませんので
程々にしておくことをおすすめします。

土用の丑の日には美味しい鰻をしっかり食べて
この暑い夏を元気に乗り切りましょう！！

ゆけゆけ小春！