この度妊娠が判明されました妊婦さん、おめでとうございます!
もしかすると奥様が妊娠されたという旦那さんも
いらっしゃるでしょうか?
妊娠時にはそれまで特に考えていなかったと思いますが
食事に関しての注意が必要になってきます。
ちょうど私の妻のお腹にも3ヶ月になる赤ちゃんがいます。
食べない方が良いものや、食べる頻度や適量に
制限があるものなどを徹底的に調べてきました!
中には意外と知られていない身近なことから
赤ちゃんの発育に対して重大な危険を含むものもあります。
お腹の大事な赤ちゃんのためにも一緒に確認しましょう。
避けるべき食品とは?
まずは加熱されていない生もの全般に
気をつけましょう。
特に肉や魚、鶏などを生食するのは避けるべきです。
どんなものがあるかといいますと
- 生ハム
- 馬刺し
- ユッケ
- お寿司
- 刺身
- カルパッチョ
- 生牡蠣(かき)
などに代表されます。
その理由のひとつにノロウイルスがあります。
これは貝類(アサリやハマグリ、シジミ)に多く
生牡蠣にも可能性があります。
感染力が強く、発症すると下痢・嘔吐・高熱を伴い腹痛に苦しみます。
ノロウイルスは加熱で死滅するため、必ず火を通しましょう。
それから肉類ではO-157を忘れてはいけません。
毎年、梅雨の時期などに多く話題になりますが
冬場でも油断はできません。
同じように嘔吐や下痢になり、ひどい場合には痙攣や脳症を
引き起こす可能性があります。
これもウイルスで熱に弱いので加熱が必要です。
また、トキソプラズマという寄生虫にも要注意です。
これは胎児が先天性トキソプラズマ症という
怖い病気にかかってします場合があります。
赤ちゃんに重い後遺症が残るという報告も出ています。
加熱により死滅させることができます。
卵にも注意が必要?
業者による卵の洗浄がきちんとなされていないと
殻に付着しているサルモネラ菌により中毒を起こす場合があります。
ここでも注意するべきはとろとろ半熟や生卵を口にしないという点です。
- 卵かけご飯
- 半熟卵
- だし巻き卵
- 卵とじ
- 月見うどん・そば
など、火の通りが不十分でも危なものにも気をつけましょう。
発症すると悪寒、下痢、嘔吐、腹痛、高熱などが出ます。
ただお腹を壊すだけでなく、妊婦さんの場合には
腹痛によって子宮が収縮して
早産や切迫流産の危険があります。
ゆで卵やオムレツといった卵料理の際には
いつもより長めに茹でたり念入りな加熱を意識しましょう。
チーズについてはどうなの?
チーズには大きく分けて2種類のものがあります。
加熱されているもの(プロセスチーズ)と
非加熱のもの(ナチュラルチーズ)に分類されます。
このうち非加熱のものにはリステリア菌と呼ばれる怖い細菌が
存在します。
この菌は加熱により死滅しますが、低温や強い塩分には強い為
冷蔵庫の中でも増殖します。
さらに妊婦さんは妊娠していない女性に比べて
なんと約20倍もこの細菌に感染しやすいといわれています。
母体から胎盤を通じてお腹の胎児にも感染し
赤ちゃんの髄膜炎や敗血症を引き起こします。
最悪の場合には早産や死産の可能性もありますので
チーズを食べる機会には下の分類をよく確認されることを
おススメします。
非加熱なので避けた方がよいナチュラルチーズ
- カマンベール
- モッツァレラ
- ゴルゴンゾーラ
- クリームチーズ
- ゴーダチーズ
- カッテージチーズ
- パルメザンチーズ
- チェダーチーズ
などなど、 意外に多いことが分かります。
特に外国ではチーズといえばナチュラルチーズを指すことが
ほとんどだったりします。
本格的なイタリアンのお店へ行く際には注意が必要です。
一部商品名になりますが
「6Pチーズ」や「スライスチーズ」「切れてるチーズ」などは大丈夫です。
スモークチーズやグラタン、ピザの上のチーズも通常は火が通っています。
チーズケーキについてはベイクドとスフレは加熱してありますので
問題ないと思われます。
ただ、レアチーズケーキは使用されているクリームチーズが
生のままです。
スパゲティの上にふりかけられるパルメザンチーズも
生が多いので心配な方はやめておきましょう。
うっかり食べてしまいがちなものとは?
「生ものはダメ!」と常に自分に言い聞かせていても
ふとしたきっかけで口に入ってしまう場合があります。
特に自分では大丈夫と思っていても
実際には加熱が不十分で中の方まで火が
通っていなかったという事もあります。
以下にその可能性のある食品をまとめました。
- ローストビーフ・サラミ・カツオのたたき
(生の部分があります) - ステーキ・ハンバーグ
(中まで火が通っていない場合があります) - 焼肉・バーベキュー
(生焼けに注意が必要) - 鍋物の中のお肉・魚介類・つみれ
(生煮えに注意が必要) - すき焼きの卵
(つけて食べる習慣がある人は注意)
外食や友人のホームパーティなど、自分で料理しない場合には
周囲の人にあらかじめ加熱の必要性について言っておくのも手です。
もし貴方が妊娠中の奥さんの夫であったり、料理される側の人でしたら
妊婦さんの有無も気にしてあげると良いでしょう。
ビタミンAの摂り過ぎは危険?
妊娠初期(約3ヶ月以内)、もしくは妊娠を希望されている方は
ビタミンAの過剰摂取に注意しましょう。
お腹の赤ちゃんが先天性の奇形で産まれてきてしまう可能性が
報告されています。
しかしながら、少量を摂取したからといってすぐに影響が
出るわけではありません。
ちなみにビタミンAは貧血予防にも役立つ優れものでもあります。
特に妊娠から出産を控えた妊婦さんにとって
大切な血液を作るはたらきもあります。
よく代表的なものでうなぎが挙げられますが
その他にもビタミンAを多く含む食品をまとめてみました。
- ウナギ(身よりも肝の方が多く含まれる)
- レバー(特に鶏、豚などのホルモンに注意)
- フォアグラ
- アンコウの肝(いわゆるあん肝)
- ホタルイカ
- 味付けのり(焼きのり、青のりも意外と多い)
- とうがらし
さすがに毎日毎日フォアグラを食べられる方は稀だと思いますが
上記などをご飯のおかずにされる場合は、週一回程度にしましょう。
まとめと私の体験談
正直なところ、私は今回色々と調べる前まで
これほど妊婦さんに適さない食品があることに無知でした。
実際に妻が妊娠して本人から教えてもらううちに
スーパーでの買い物なども気を付けるようになりました。
これまで特に気にせず、安ければ良いだろうと思っていた
外国産の食材もなるべくやめて国産に切り替えたりしています。
それから品物の裏に書いてある「産地」「内容表示」は
必ず確認するようにしています。
ちょっとしたことでもやり始めると様々な発見があったりして
なかなか面白かったりします。
今回妊娠された方とお腹の赤ちゃんが健康で
元気に成長されますように!
また、以下の記事も参考になれば幸いです。
妻が妊娠した!?夫にできる8つの優しさはコレだ!!
安産祈願っていつ?どこで?おススメの穴場ベスト10はコチラ!!
バーベキューでの服装はどうしたら?女性の方必見!気になるあれこれ大公開!!