這い這いや立っちができるようになった赤ちゃんは
時に予想外の行動をする可能性があります。
もしあなたの不注意で大事な赤ちゃんが
火傷(やけど)をしてしまったら?
統計的に生後10ヶ月~1歳6ヶ月の赤ちゃんが
最もやけどの事故に遭いやすいとされています。
病院へ行くかどうかの判断と、応急処置の方法から
やけどの原因、予防策まで徹底的に調べてきました!
こんな場合にはただちに病院か救急車を!!
- 身体の面積の10%を超える部分をやけどした
(目安は赤ちゃんの片腕、片足1本で10%に相当) - やけどの後、赤ちゃんがぐったりして意識がない
やけどによる脱水症状や、ショック症状のため
赤ちゃんの命に関わる恐れがあります。
氷水でしぼったタオル(バスタオルも可)で患部を冷やしながら
大至急、皮膚科へ向かって下さい。
近くになければ小児科か、夜中なら救急病院へ。
救急車を呼んだ場合でも待っている間にできることとして
とにかく患部を冷やして、やけどの進行を食い止めましょう。
病院に行くかどうかの判断と応急処置は?
基本的にはやけどをした患部の大きさによります。
患部が500円玉程度の大きさ以下なら病院に行かなくても
大丈夫と思われます。
まずはすぐにシャワーや水道の流水で20~30分冷やしましょう。
服の上からで構いません。無理に脱がそうとすると
やけどをした皮膚をさらに痛めてしまう恐れがあります。
顔やお腹など水をかけにくい部分でしたら
氷水を洗面器かバケツに入れ、ハンカチやタオルを
固めに絞って患部に当てます。
ぬるくなってきたら再度氷水で絞って当てるの繰り返しです。
その後は市販のやけど薬などを塗って自宅で様子を見ましょう。
しかし、赤ちゃんにも個人差があります。
少しでも様子がおかしかったり、やけどの跡が残ったらと
気になるようでしたら皮膚科の受診をおすすめします。
低温やけどの主な原因とは?
- ホットカーペット
- 床暖房
- 湯たんぽ
- 電気毛布
- コタツ
- 使い捨てカイロ
上記は高い温度で瞬間的にやけどを負うものではありません。
低い温度でも数分~数十分かかってやけどになる可能性があります。
一般的に普通のやけどに比べて皮膚の内部まで損傷が進み
治りも遅くなる傾向にあります。
赤ちゃんも自分で気が付かないことも多く、泣いたりしないため
発見が遅くなりがちです。
暖房器具の温度設定や「強・弱」のスイッチについては
常に気を付けましょう。
普通のやけどの主な原因とは?
- ガスコンロの直火
- 火にかけた鍋、やかん、天ぷら鍋
- ホットプレート、たこ焼き器の金属部分
- ストーブ、ヒーター類
- オーブントースター
- アイロン
- 湯沸しポット、ケトル、炊飯器、食器洗い乾燥機など
(湯気・蒸気の出るもの) - 鍋物、スープ類、味噌汁、カップラーメン
(卓上からひっくり返る危険のあるもの) - お風呂のお湯
- ドライヤーの温風
- タバコの火
- 熱すぎる飲み物(ミルク、お茶、お白湯)
- バーベキューの火、および鉄板
- 花火
- マッチ、ライター
- アイスノン、ドライアイス(凍傷)
たくさん出てきましたが、共通して熱の出るものは
何でもやけどの原因になる可能性があります。
また、毎日の調理や食事に関するものも多くあります。
そのためにリビングやキッチンでは細心の注意が必要です。
原則は赤ちゃんの手の届く場所に置かないことです。
そして万が一、熱いものが倒れたりこぼれたりしたときでも
赤ちゃんに影響のないような予防策をしておくことも大切です。
ちなみに赤ちゃんのキッチンへの進入を防ぐ工夫について
こちらで紹介しています。
まとめとして
赤ちゃんの事故に関して共通することは
「普段からとにかく目を離さない」ことと
「いざ事故が起こったときに冷静に対処する」
という2点に尽きます。
今回のやけどの場合においては
- 赤ちゃんから熱源をできる限り遠ざける
- 行きつけの皮膚科を探しておく
- 常備薬としてやけどの薬を用意しておく
というところでしょうか。
私も皆さんと同じく、子供を持つ親として
赤ちゃんを安全に育てる環境作りに努めます。
合わせて下記の記事も参考になれば幸いです。
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