赤ちゃんの人見知りの対策はどうしたら?気になる時期と原因はコチラ!!


例えば遠くから久し振りに祖父母や友人が訪ねてきてくれたとします。

挨拶代わりに赤ちゃんを抱っこすることになりましたが、ママから渡された瞬間に表情が変わって大泣き!
抱っこした人もオロオロ、そしてママに戻ってくるとピタッと泣き止む。

つい先日までこんな事なかったのに、急になぜ?

上記は育児中にありがちな光景ですが、今日はそんな人見知りの対策について徹底的に調べてきました。
貴方の疑問や不安に対して、少しでも助けになれば幸いです。

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人見知りはなぜ起こるの?

対策を練る前に赤ちゃんの人見知りの原因を調べてみました。
「そんなの分かってるよ!」という方も再確認の意味も込めて考えてみましょう。
意外なところに解決の糸口が隠されているかもしてません。

まず、生まれたての赤ちゃんは自分の親も他人も区別がつきません。
目から30㎝くらいの距離にあるものは見えるといわれていますが、それが誰なのかを判断する能力はまだ備わっていないのです。

やがて2ヶ月3ヶ月と月齢を重ね、脳が発達していくうちに見えているものが少しずつ理解できるようになります。
周囲の人への関心・興味・執着を持ち始めるのと同時に、警戒心も生まれてきます。

簡単に説明すると「パパママ以外の人に興味があるけども、今すぐには怖い」という感じでしょうか。
初対面や久し振りの人に抱っこされて急に泣くのはこのためです。

つまり人見知りは赤ちゃんとして正しい反応であり、元気に成長している証拠なのです。
「親の躾(しつけ)が悪い」のではありません。(たまにそう仰る方がおられます)

赤ちゃんの人見知りの原因やメカニズムをもっと詳しく知りたいという方は、こちらの研究発表を参照ください。
図解やグラフ入りでとても分かりやすいです。

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人見知りはいつまで続く?

これには個人差があるために一概にはいえませんが、人見知りの期間はだいたい生後6ヶ月~1歳位とされています。

ちょうど身体の方も「這い這い」「お座り」「つかまり立ち」など、この時期特有の成長を見せる頃でもあります。

しかしながら早い赤ちゃんでは3ヶ月であったり、遅い子では1歳半を過ぎてから始まる場合もあります。

それから期間についても赤ちゃんによってまちまちです。
わずか数日~数週間と短い子もいれば、数ヶ月といった長い子もいます。

人見知りは一過性のものなので、あまり過敏にならず長い目で見守ってあげましょう。
いつの間にか治まっている場合がほとんどです。

ちなみにネット通販には赤ちゃんの人見知りに関する本がたくさん出ていました。
参考までに紹介しておきます。

楽天市場で人見知りに関する育児本の一覧を見てみる。

おススメの対策は?

赤ちゃんの人見知り対策として、まず基本的なことが3点あります。

  • 周囲の人への警戒心を和らげる
  • 無理に慣れさせようとしない
  • 先に「うちの子は人見知りで・・・」と言っておく

抱っこされて急に泣かれたり、あらかじめ泣くことが予想される時にはまずパパやママが抱っこしたまま距離を取りましょう。

そして、赤ちゃんに「この人は怖くないよ」ということを分ってもらうように話しかけます。
人見知りで泣かれるのは、たいてい赤ちゃんが警戒心を解く前に近付いたり抱っこしたりするからです。

赤ちゃんが慣れてきたら次はコミュニケーションです。
いきなり抱っこする前に軽くほっぺを触ったり、小さな手を握手してみましょう。
ここでまだ泣かれるようなら焦らずにもう少し時間をおきます。

顔を近付けたり触っても機嫌が良いままならいよいよ抱っこです。
抱っこする人の緊張が伝わってしまうと赤ちゃんも不安になります。
「○○ちゃん、行ってらっしゃい~」という感じで優しく話しかけながら抱っこしてもらいましょう。

赤ちゃんの表情が変わってきて「もう限界、泣く寸前!?」になっても、抱っこを代わらずに応援しましょう。

最初はそのまま泣いてしまうと思いますが、赤ちゃんなりに頑張る時期が来ます。
もし泣かずに我慢できたら思いっきり褒めてあげましょう。

赤ちゃんはここでまた一歩成長することになるのです。

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また、時間的な余裕があるなら幼児サークルや育児支援施設などへ足を運ぶのもおススメです。
同年代の子供が集まるので、他人に慣れる練習にもなります。
開催情報などは、お住まいの市町村のホームページや広報誌などから探すことができます。

こちら、お出掛け着から運動着まで何でも揃う子供服の専門サイトを紹介しておきます。

「キャリーオン(CarryOn)」ブランド子供服のリサイクルコミュニティー

サイズの合わなくなったベビー服などを送るとポイントに還元してくれたりと、我が家でも重宝しています。

逆にしない方が良いことは?

赤ちゃんなりに頑張っていても泣いてしまう場合はあります。
もし、一旦泣いてしまったら「ごめんごめん、まだ早かったね・・・」とママの抱っこに戻してもらいましょう。
泣いている赤ちゃんを抱かせ続けても訓練や練習にはならず、逆に恐怖感だけが残りトラウマになる可能性が高いといわれています。

抱っこして下さった方との今後のことも考えると、今回無理をする必要はありません。

また次回頑張れば良いのです。
そのうちに赤ちゃんも慣れてきて、きっとうまくいきます!

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まとめと私の体験談

私の下の子(4ヶ月)が先日、近くに住む祖母に人見知りをしました。
それまで抱っこでほとんど泣いたことがなかったのですが、この日は違いました。

  • 祖母が抱っこ → 泣く
  • 妻が抱っこ  → 泣き止む
  • 祖母が抱っこ → また泣く
  • 私が抱っこ  → 泣き止む

という具合に明らかに祖母を狙い打ち(?)していました。
祖母はこれまで週に何回かは来ていたため、大丈夫と思っていたそうで少しショックを受けていました。

ただ、その翌日には慣れたようでニコニコ笑顔で抱っこされていました。
ちなみに上の子は生後6ヶ月位で人見知りを経験(相手は祖父)しています。

このように同じ姉妹でも時期に差がありますし、無い子もいるのであまり気にしなくて良いと思われます。

皆さんの大事な赤ちゃんが健康で、元気に成長されることを願っています。

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