産後の抜け毛はいつまで続く?気になる原因と対策はコチラ!!


妊娠から出産、ただ今育児真っ最中・・・
というママの皆さん、毎日本当にお疲れ様です。

そんな日々の中でもしかすると

  • 朝起きたら枕が髪の毛で真っ黒!?
  • お風呂の排水溝が自分の毛でビッシリ!?
  • ブラッシングのクシに私の毛がギッシリ!?

という、まるで某ホラー映画のような状態ではないでしょうか。

今日は産後のママさんの抜け毛について、原因と対処法を徹底的に調べてきました!

貴方の不安と疑問が少しでも解消されれば幸いです。

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産後の抜け毛の原因は?

まずは医学的な説明になりますが、産後におけるママさんの抜け毛は女性ホルモンの増減によるものが大半といわれています。

これは

  • 産後脱毛症
  • 分娩後脱毛症

と呼ばれるもので、「症」と付いていますが病気ではありませんのでまずはご安心ください。

具体的には妊娠時期に女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)と、エストロゲン(卵胞ホルモン)が増加します。
その影響で髪の毛は抜けにくい状態にあり、逆に髪の毛や体毛が増えた(濃くなった)と感じる方もおられます。

そして出産後にこれらの女性ホルモンが急激に減少するため、髪の毛が急に抜け始めるのです。
妊娠時期に抜けなかったり増えていた方には、より「一気に抜けた!」と思われることでしょう。

ただ、個人差があるものなので人によっては全然抜けない場合もあります。
統計では出産された経験のある方で、約70%(=10人中7人)の女性が産後の抜け毛が気になったと答えています。

それから、ホルモンバランスの他に考えられるのが

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 食事(栄養)の偏り

などなど、育児中の方にはどれも経験あるものばかりだと思います。
赤ちゃんが2~3時間おきに起きて泣くたびに母乳やミルク、オムツの交換、寝かしつけでどうしても質の良い睡眠が取れなくなり寝不足になります。

さらに、常に赤ちゃんから目が離せないために食事も簡素なものになりがちです。
なかなか台所に立って普段と同じような料理を作っている余裕など無いのが現状なので、レトルトに頼ったりパンばかりになったりします。

私の妻も夜中に起きては、授乳しながらベッドで煎餅やクッキーをかじっていました。

加えて睡眠や食事の「時間」もまばらになるため、生活が不規則になります。
当然イライラすることも増えてストレスが溜まってしまいます。

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母乳だと抜け毛になりやすいの?

これはよくいわれることですが、必ずしもそうではなさそうです。
確かにママの抜け毛の原因として「母乳に栄養が取られてしまうから」というのはあります。
しかし、上でも説明したとおり産後の抜け毛は主にホルモンバランスによるものです。

つまり、母乳をやめてミルクに替えても抜け毛防止になるとは限らないのです。
実際に完全母乳(完母)の人でもあまり抜け毛がない人や、反対に完全ミルク(完ミ)でも抜け毛がひどい人がおられます。

抜け毛はいつまで続くの?

これは個人差によるところが大きいのですが、だいたい平均して出産後2ヶ月~1年くらいは抜け毛が多い時期といわれています。
長い人で子供が1歳半~2歳くらいになるまで続く場合もありますが、髪の量は基本的に元通りになりますのでご安心ください。

女性ホルモンの分泌量の変化が落ち着き、育児にも多少慣れてストレスも減ってくると自然に治ります。

私の妻も現在下の娘(4ヶ月)の育児と授乳の真っ最中です。
皆さんと同じく抜け毛に悩まされており、お風呂の排水溝と床のフローリングは2日に1回の掃除が欠かせません。

「さっき掃除機をかけたばかりなのに、また(髪の毛が)落ちてる・・・」と思うのは日常茶飯事です。

周りのママさんの声もだいたい同じようなものでしたが、中には産後3ヶ月位で髪の量が増え始めたという人もいました。

ただ、高齢出産(35歳以上)の場合は統計的にみて髪の毛の回復がやや遅れる傾向にあります。

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有効な対策はあるの?

抜け毛の原因や時期的なものが分かりましたので、次は実際の対処法を紹介します。
日常生活では何といっても下の3点に気を付けたいところです。

  • 食事(栄養)の見直し
  • 睡眠時間の確保
  • ストレスの解消

髪の毛の元となったり、痛んだ髪を修復してくれるのがカルシウム・タンパク質・ビタミンB群・ミネラル(亜鉛、鉄)などです。
赤ちゃんがまだ小さいうちはなかなかちゃんとした料理を作るのが大変です。

抜け毛防止に良いとされる食品の一例ですが

  • 鳥ムネ・豚ロース・牛スジなどの肉類
  • まぐろ・鮭・牡蠣(かき)などの魚介類
  • 人参・ピーマン・ほうれん草などの緑黄色野菜
  • 納豆・豆腐・枝豆などの豆類
  • ワカメ・昆布・海苔(のり)などの海藻類
  • 牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品

特に凝った料理を作る必要はありませんが、なるべく上記のような食材を意識すると良いでしょう。

基本的なことですが肉ばかり、豆ばかりといった偏食になるよりは多くの食材をバランスよく摂取することをおススメします。

それから四六時中赤ちゃんと一緒にいるママさんにとって、ストレス解消はとても重要な課題でもあります。

よく、赤ちゃんの泣き声を聞くだけでストレスが溜まるという話を聞きます。
旦那さんや、もし祖父母と同居ならたとえ1時間でも赤ちゃんも見てもらえるとだいぶ違います。
短い時間ではありますが、その時間だけは赤ちゃんから離れられます。
ちょっとした買い物や自分の用事をすることもできます。

泣き声の聞こえない部屋で昼寝ができれば、多少は睡眠時間の足しにもなります。

その他にも「身体の冷え」や「肩こり」も抜け毛の間接的な原因といわれています。
特に冬場は身体を温めることと、抱っこなどでなりがちな肩こりも早めに治していきましょう。

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おススメの育毛剤は?

育毛剤や養毛剤というとどこか「中年男性が使うもの」というイメージをお持ちではないでしょうか?
それが今では出産後の女性用にも素晴らしいものがたくさんあります。
ネット通販でも手軽に購入することが可能です。

楽天市場で産後の女性用育毛剤の一覧を見てみる。

また、授乳中でも安心して使える無添加薬用育毛剤もあります。
無添加育毛剤マイナチュレ

ブラッシングについては?

これはあまりの抜け具合に「怖くてできない」という方が多いのが現状です。
しかしながらブラッシングはした方が良いとされています。
確かにクシに絡み付いてよく抜けますが、そういう毛はどちらにしてもあと2~3日で自然に抜けてしまうものなのです。

それよりもブラッシングによる頭皮マッサージ効果と血行促進の方が大切です。
おススメはお風呂に入る前に優しく撫でる様にするのが良いでしょう。

まだまだある対処法とは?

上記に挙げた方法の他にも

  • 育毛サプリメントや漢方を処方してもらう
  • 帽子・ウィッグ・エクステの着用
  • 頭皮マッサージやパーマをあてる

などなど、抜け毛に対する直接的・間接的な対処法はたくさんあります。
どれも一度に試すのは大変ですので、自分に合った方法を探してみるのが良いでしょう。

それでも元通りにならなかったら?

ここまで紹介した対策でも抜け毛が治らない場合には別の原因も考えられます。
気になるようでしたら、早めに皮膚科婦人科を受診しましょう。

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まとめと私の体験談

出産後の抜け毛についての考え方ですが、一時的でありずっと続くわけではありません。
あまり気にせず、考え過ぎないのが一番ではないでしょうか。

ちなみに抜け毛を本数的に計算してみると、産後の女性は1日にだいたい200本~300本抜けるといわれています。
普通の成人の男女でも1日平均50本~100本は自然に抜け落ちるものです。

そう考えると「たかが3倍~4倍程度」です。
10倍も20倍も抜けるわけではありません。

今は赤ちゃんと自分自身のことを最優先してあげましょう。
薄くなった髪の毛はきっと必ず元通りになります!

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