ブラック企業の実態と私の体験談とは?身の毛もよだつ恐ろしさはココにある!!


私は以前に約10年ほど、俗に言う「ブラック企業」
働いていた経験があります。

と言いましても入社当時から何年間かは、自分の会社が
ブラックなどとは全然思いませんでした。
ただ、気が付かなかっただけかもしれませんが・・・。

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ここでは「ブラック企業診断」という各項目について
私の実体験を元に検証していきたいと思います。

現在就職活動中のであったり、もしかすると自社がブラックでは・・・
とお思いの方々に少しでも参考になればと思います。

1.求人票に記されている内容と実際の待遇が違う

これは始業時間、休憩時間、手当て、ボーナス、給料、休日などなど
様々なことについて大抵悪い方にされています。
実際に入社してみないと分からない事が多く
入社から数年経ってから見たところあまりに違いすぎて
まるで別の会社の求人票ではないかと思った位です。

2.サービス残業が当たり前になっている

定時の時刻に帰れたのは入社後わずか1週間の「研修期間」のみでした・・・。
残業代がついたのは一ヶ月20時間まで、そしてそれもある時期から
15時間までに減らされました。

一応17時が定時で、実際会社を出るのは23時の終電前でした。

残業6時間×1ヶ月平均25日出勤=残業150時間
150時間-15時間=135時間のサービス残業!
時給1000円としても1ヶ月135,000円
1年間12ヶ月で1,620,000円
最も残業の多かった3年間で4,860,000円!!・・・が未払い賃金に

たまには早く帰れる日(それでも21時位)があったりしましたので
上記はあくまでも概算になります。
今一度計算してみて我ながら怖くなってきました・・・。

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3.新人をすぐに現場に投入する、すぐに結果や実績を求める

1週間の研修期間が明けると仮配属という形でまずは「営業部門」に
連れて行かれました。
当然右も左も分かりませんので先輩からの雑用や
使いっ走りが主な業務となります。

そして商品知識や業界の常識も満足に教えられないまま
勉強する時間も与えられず、月の売り上げノルマが課せられます。

当たり前ですがヒヨコ同然の新人にノルマをクリア出来る筈もなく
上司や先輩から飛んでくるのは非情で容赦の無い叱咤、叱咤、叱咤の嵐・・・
「激励」と呼べるものは皆無でした。

4.交通費、通勤費が自腹で手当てもカットされる

これも、入社当時はちゃんと出ていました。
しかしながら、業績の悪化に伴いまずは「資格手当」「管理職手当」などから
カットされ始めました。
そして私が退職した後ですが、あろうことか通勤費が全面カットという状態になりました。

そこそこ遠くから電車通勤で、月の定期代が5~6万という先輩もおりました。
単純に考えて月給が5~6万減額と同じ事です。

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5.社員旅行や飲み会が強制参加

経営者が若手の社員に命じて幹事をさせて社員旅行やゴルフ大会
飲み会を企画させる訳ですが、旅行の行き先や飲み会の店の決定権は
経営者にあります。

当然ながら社員には余程の事が無い限り「不参加」という選択肢は
ありませんでした。

宴会では経営者の機嫌を損ねさせないよう周りは細心の注意を払い
ヨイショし、無茶振りにも必死で対応・・・さらには費用に関しても
社員はもちろん自費ですが、経営者は会社の経費で落としていました。

表向きは「慰安旅行」なのに「慰安」されるのは経営者だけ
というとんでもないイベントが年に数回行われていました。

思い出すとまだまだ出てきますが、読んで下さる方が疲れてしまうと
いけませんのでまずはこの辺りで失礼いたします。

合わせて下記の記事も参考になれば幸いです。

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