猫のふんの対策はどうしたらいいの!?灯油を使ったおススメ方法はコレだ!!


猫の糞(ふん)にお悩みの皆様に朗報です!

  • 庭先・軒先
  • 駐車場
  • 空き地

などに毎日のようにされている猫の糞・・・
始末しても始末してもキリがなく、色々な猫よけを試しても
一時しのぎにしかならず実に腹立たしい思いをされてませんか?

とにかく猫の糞(ふん)を何とかしたい!
そんな貴方のためにとっておきの方法があります。
私が実践して予想以上の効果を挙げた事例を余すところ無く紹介します。

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とっておきの方法とは?

例えば水を入れたペットボトルは光の反射を嫌がる(であろう)という
猫の習性を利用したものですが、効果が薄いと言われています。

そもそも夜行性でもある猫に対して「光が必要」なものは
意味が無いように思われます。
そこで・・・ 猫の糞害に対して効果覿面(こうかてきめん)なもの・・・

それは灯油です!

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昨シーズンの古くなった灯油(いわゆる不良灯油)でも全然構いません。
そもそも燃焼させるわけではありません。
むしろ古くなった灯油をストーブで使う方が危ない場合もあります。

猫よけに使うことで古灯油の処分にもなり一石二鳥ともいえます。

なぜ灯油が効くの?

猫に限らずおよそ野生の動物には「自分の臭いで縄張りを示す」という
本能が備わっています。
身近な動物では犬もそうです。

では最も手軽に、そして定期的に「自分の臭い」を発生させる物とは何か?
それが誠に迷惑な話ですが糞(ふん)なのです。

猫は自分の縄張りのアピール兼トイレとしてだいたい同じ場所に糞をします。
ペットとして家で飼っている猫が砂などを用いた「猫トイレ」で毎回用を足すのも
この習性によります。

そして猫の糞は個体差はありますがかなり臭いです。
それならばこちら(防ぐ側)も強烈な臭いで対抗します。
要は猫に対して
「ここは別の誰か(=猫)の縄張りである」と認識させるのが目的です。

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どこにでも撒いていいの?

猫の糞に対して灯油を撒くわけですが
あらゆる場所にOKというわけではありません。
周辺の状況によって適する場合と不適切な場合があります。

散布して効果的な場所とは?
  • アスファルトやコンクリート
  • 砂利道や砂地
  • 舗装していない駐車場など

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逆に散布に適さない場所とは?
  • 花壇や植え込み
  • プランター
  • 畑や菜園
  • 芝生

などはせっかく育てている植物が枯れてしまったり
野菜など人の口に入るものにかかる恐れがあります。
そのような場所にはやめて別の手段をおススメします。

また、密室であったり換気の悪い空間での散布も避けましょう。
揮発した灯油が長時間その場に留まってしまい
猫だけでなく吸い込んだ人に健康被害が及ぶ危険性があります。

それから重要な注意点として、灯油を撒くのは
「自分の所有する土地」だけにしておきましょう。
後々のトラブルに発展する可能性が考えられますので
公道や他人様の土地にはやめておきましょう。

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撒いた灯油に引火しないの?

わが国の日本工業規格が規定するところによりますと
灯油の引火点(=実際に火が付く温度)が40℃以上となっています。
真夏でもない限り、なかなか気温が40℃を超えるという状況は
ほぼないでしょう。

ただ、念には念を入れて夏の暑い時期にはやめておきましょう。
そして灯油の自然発火温度(=付近に火の気がなくても火がつく温度)は
220℃といわれています。

これも通常では考えられませんので 問題無いと思われます。
それに灯油は揮発性が低いので常温で引火する可能性はまずありません。

しかし、間違ってもガソリンを撒くのは絶対にやめましょう!

それから中毒の危険性もありますのでベンジン、シンナー等も適しません。

用意するものは?

ではここから実際に灯油を散布する準備に取り掛かります。
手順と注意点もまとめておきます。

  • 灯油(多少古くなっていても可)
  • 灯油ポンプ
  • 空ペットボトル(500ml)
  • キリか千枚通し

まず空のペットボトルのキャップに千枚通しで3~4個の穴を開けます。
大量に撒く場合でも500mlが手頃で良いでしょう。
1.5L以上のペットボトルで灯油を満タンにすると結構重いです。

また、穴を開ける際にはケガに注意しましょう。
手が滑ったりすると危険です。

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ちなみに灯油は薄めたりせずに「原液」のまま使用します。
灯油をポンプで注いでキャップをします。

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準備が出来ましたら散布予定の土地の端からまんべんなく
撒いていきます。
貴方の靴や足元にかからないようにしましょう。
ついでに塀の上や排水溝など猫の通り道がある場合には
重点的に撒きます。

最後に灯油を撒き終わったら空ペットボトルはゴミとして捨てられます。

効果や臭いはどうなの?

まず、「灯油臭い」という事は撒いた灯油が少しずつ気化しているという事です。
それにより猫も嫌がってる筈です。

参考までに私の散布した所のデータを載せておきます。
散布面積は車15台ほどがとめられる駐車場(地面は砂利と土)
灯油2リットルを撒きました。

ちなみに灯油を撒いてから

  • 当日・・・・・・におい 非常に強い
  • 翌日・・・・・・におい 強い
  • 3日目・・・・・ におい 弱い
  • 5日目以降・・・・・ におい ほとんどしない

というように灯油臭いのは2~3日間だけです。
しかし、いつも糞をしていく猫に対して

「トイレの様子がいつもと何か違う?」
「もしかして何か危険があるのかも?」
「それなら他の場所でトイレしよう」

と思わせるには十分なのです。
実際に私が灯油を撒いてから今日で約2週間が経ちますが
糞はひとつもされていません!

ただ、雨降りや時間の経過とともに灯油の効果も薄れていきます。
目安としては再び猫に糞をされはじめたら再度灯油を散布しましょう。

注意すべき点はあるの?

いくら揮発性が低いとはい灯油も揮発油の一種です。
「可燃性」であることに違いはありません。
取り扱いには十分に注意をしましょう。

特にペットボトルに入れたまま保管するのは危険です。
小さな子供などが知らずに飲んでしまったり
キャップを開けてこぼしたりする可能性があります。

必ず使い切ることをおススメします。
水や不純物が混入する恐れもありますので
残った灯油をまた元のポリタンクなどに戻すのはやめましょう。

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まとめと私の体験談

上に書きました駐車場(私の勤務先の)は猫達のトイレに適しているのか
2~3日(ひどいときは毎日)間隔で糞をされていました。
昼間はまだ見えるのですが帰りが遅くなって辺りが暗いと
糞に気付かず踏んでしまった職員も何人かいました。

さすがに何とかしなくてはと思い、近くのホームセンターに行き
猫よけグッズを探しました。

ところが忌避剤なども少量の割りに結構いい値段します。
対象範囲が広いと結構な出費になったりするのと
ネットの書き込みなどを見ていると「あまり効果がない」ものも
多いようです。

そこで比較的安価で効果があるものを探していたところ
灯油にたどり着きました。

効果はなかなかのものです。
ただ、一度撒けば半永久的という訳ではありません。
灯油の効き目が薄れたらいずれまた以前と同じように糞をされます。

その為、定期的な散布が必要となります。
目安としては灯油を撒いてから様子を見ておいて
猫の糞を再発見したらすかさずまた灯油を撒きましょう。

もしくは灯油の臭いが薄れたと感じたら糞をされるより先に
散布しておくのも手です。

大事なのは猫に糞による「なわばり」を作らせないことです。
皆さんの糞害に対する悩みが解消すること願っています。

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