ご家族での旅行、仕事での出張、恋人とのデート・・・
車で高速道路を利用する機会はたくさんあります。
はじめは順調に走っていたものの
目に飛び込んできたのは道路上の電光掲示板
「○○km先、渋滞○○km 通過に約○○分」
ある程度分かっていたとしても嫌ですね・・・。
目的地への到着予定時間が遅れるだけでなく
運転手も同乗者も疲れる、トイレが心配、事故に遭う可能性も
上がるなど、良いことはひとつもありません。
年末年始(お正月)、ゴールデンウィーク(大型連休)、お盆に限らず
普段の週末や朝夕の通勤時間でも渋滞の可能性があります。
渋滞するのを見越して朝早く出発したのになんで!?
まさか、この先で事故!?
という不運に見舞われているあなた!
今日は高速道路上で渋滞につかまった時の対策と
上手な乗り切り方をトコトン調べてきました。
必ずやあなたのお役に立てる自信があります!
まずは正しい情報を入手する?
高速道路上の渋滞は、よほど直近で事故や災害などが
発生しない限り数十km手前から分かるようになっています。
冒頭で挙げた電光掲示板もそうですし、カーラジオでも
道路交通情報を絶えず発信しています。
基本的に、ラジオの周波数を「1620kHz」に合わせることで
最新の渋滞情報を聞くことができます。
走行中は常に先々の渋滞情報を気にかけることが必要です。
もちろん車内で音楽などもドライブの楽しみのひとつですので
- 電光掲示板で渋滞情報を確認
- カーラジオに切り替えて詳しい渋滞情報を得る
という順番で正しい情報を早めにキャッチしましょう。
早ければ早い程に対策の手段が増えます。
渋滞突入までにすることは?
この先で渋滞しているのが分かった場合、することはたくさんあります。
どれも重要ですので下にまとめました。
- ビール・ジュース類など、飲料の摂取を直ちにやめる
- つまみ・お菓子・弁当など、食品の摂取もやめる
- 同乗者にトイレの必要性を確認する
- 車の燃料の残量を確認する
- 一番近いサービスエリア・パーキングエリアを確認する
- 一番近いインターチェンジ(流出口)を確認する
私もそうですが、渋滞中に何が一番怖いか?
と聞かれた場合、経験のある多くの方は迷わず
トイレ!!
と答えるでしょう。
同乗者に年配の方や小さなお子さんがおられる場合にはなおさらです。
自分から言い出しにくい方のためにも、お互いに気遣って
声を掛けてあげて下さい。
車内で小宴会を開いていた場合も一旦休止です。
不思議なもので、車が普通に走っている時には何ともないのに
いざ渋滞に差し掛かると決まってトイレに行きたくなる方もおられます。
それらについてはまた別の原因が考えられます。
『急な腹痛の原因は何?あなたを守る驚愕の解決法はコチラ!!』
参考までに一読頂けましたら幸いです。
車の燃料は大丈夫?
それから、車自体の燃料にも注意が必要です。
渋滞の状況によっては数時間に渡り、給油ができないままになります。
最近はハイブリッドカー、低燃費な車が増えてきています。
しかしながら、燃料メーターが最後の1目盛りだったり
メーターの針がE(=empty=エンプティ)の上まできている場合には
給油を考えた方が良いでしょう。
特に夏場、冬場で車のエアコンを使用する時期においては
渋滞中でもエンジンの回転数が上がり、燃料の消費も早まります。
長い渋滞中に燃料切れ(ガス欠)になると大変です。
それから、これは運にも左右されます。
いくらトイレに行きたくても渋滞に突入するまでに
サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)がないことには
どうしようもありません。
一般道へ下りられる(流出すると言います)インターチェンジがあれば
まだマシな方です。
下道へ下りれさえすればトイレも給油も何とかなります。
時間は多少余分にかかりますが、渋滞がかなり長い場合には
先に思い切って高速道路を一度下りるのも結果的には
良い判断だったということもあります。
渋滞に差し掛かったら?
トイレも給油も心配なく、前の車のスピードが落ちてきて
いよいよ渋滞の始まりです。
ここで必ずハザードランプを点滅させ、ブレーキは数回に分けて
小刻みに踏みましょう。
これにより後続車両にも渋滞で車のスピードが落ちていることを
知らせます。
よく渋滞の列に後ろから走ってきた車やトラックが突っ込む・・・
という事故が起こっています。
例え自分の前の車がしていなくても、あなたにはすることを勧めます。
あなた自身と同乗者を守るためでもあります。
それから走行車線には「一番左の車線」を選びましょう。
専門家による実験結果では一番進むのが早い車線は一番左と
いわれています。
また、緊急事態に限りますが路側帯や道路点検用スペースに
一時停車する場合にも左車線を走るほうが便利です。
ただ、これは単なる私の憶測に過ぎませんが
近い将来「左斜線の方が進むのが早い」という認識が広まり
皆が左車線を走るようになるかもしれません。
そうなると今度は逆に右車線が空いてきて
こちらの方が早く進むようになる可能性があります。
渋滞中に注意する点は?
渋滞の程度にも色々あって、ノロノロ運転でもとりあえず
前に進むものと、一旦停まってさっきから全然進んでない
といったひどいものもあります。
特に前方で事故などにより道路が完全に塞がっている場合には
待つより他はありません。
これから旅行などへ出掛ける「行き」よりも、家に戻る「帰り」の方が
疲労感は大きいです。
運転にかける集中力も切れやすく、精神的にもイライラが
溜まり易いもの「帰り」です。
もしあなたが助手席に乗っていて、以下のように思ったとしても
あまり口に出さないことをおすすめします。
車内大喧嘩に繋がる禁句10選とは
- 「まだ着かないの?」
- 「歩いた方が早いよね?」
- 「だから電車にしようって言ったのに!」
- 「だから下道で行こうって言ったのに!」
- 「だから高速は混むって言ったのに!」
- 「君が(お前が)寝坊したからだ!」
- 「隣の車の方が早く進んでるよ!」
- 「お腹すいた!」
- 「も~、疲れた~!」
- 「あ~、イライラする!」
これらの発言を連発されるとハンドルを握るドライバーにとっては
精神的にかなりこたえます。
運転する人の多くは、渋滞にハマッてしまった責任について
少なからず自分にもあると考えているからです。